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ちっとも作業がはかどらない!HDD・SSDの速度が遅くなってしまった場合の対処法

長くパソコンを操作していると、なんだかいつもより動きが遅いと感じることはありませんか?思うように作業が進まないと、イライラしてしまいますよね。パソコンの動作が鈍くなっているときは、パソコンの「情報記憶・保管部分」であるHDDやSSDに原因があるかもしれません。そんなとき、いったいどのように対処すれば良いのか…。ここでは、具体的にHDD・SSDの速度が遅くなってしまったときのための、4つの対処法をご紹介しましょう。

HDD・SSDの転送速度が遅いときの兆候

パソコンの使用頻度や使用方法・環境によって、遅さの感じかたはそれぞれに違います。しかしひとつの目安として、どのようなときにパソコン(HDD・SSD)の動作が遅いと感じるのか、理解しましょう。そのうえで、今自分が使っているパソコンがどうなのかをチェックしてみるとよいでしょう。
例えば、「パソコンの起動やシャットダウンに時間がかかる」、あるいは、「作業していると急に画面が固まってしまう」などのトラブルは、HDDやSSDの転送速度が遅くなっている兆候としてあげられます。気になったら、起動・シャットダウンまでの時間やフリーズの頻度を気にとどめておきましょう。よくいわれる目安期間としては、パソコン購入後3年ほどでHDD・SSDの動作が遅いと感じる人が多いようです。

HDD・SSDが遅くなってしまった場合に試したい4つの対処法

では実際にHDD・SSDの転送速度が遅くなってしまったら、いったいどう対処すれば良いのでしょうか。基本的な対処法として、4つの方法を試してみてください。

常駐プログラムの解除

パソコンを起動した際に自動で開く常駐プログラム。どのプログラムがこれに該当するか確認し、一度解除してみましょう。常駐プログラムは、パソコンの種類にもよりますが、タスクバーの右端にある「タスクトレイ」で確認できます。なかにはプログラムをインストールした際、自動で常駐設定となってしまうものもあります。

不要なプログラムの削除

普段あまり使っていないプログラムを削除しましょう。長期間使用していない、あるは古いバージョンのプログラムは、ディスクの容量を無駄に消費してしまいます。そのほか、パソコンのパフォーマンスを低下させる一因にもなるのです。
パソコンにインストールされているプログラムは、購入後に追加したものだけではありません。たとえばメーカーのサポート用プログラムなど、パソコンの購入時点で最初からインストールされているものが、実はたくさんあるかもしれません。

ディスクのクリーンアップとOSアップデート

先にあげたように、不要なプログラムやソフト、メールや画像の削除など、ディスクをクリーンアップして、空き容量を整理しましょう。また、OSをアップデートすることでもHDD・SSDの速度を改善できる可能性があります。

セキュリティ状態の確認

ウィルス対応ソフトが最新かどうか、セキュリティの状態を確認しましょう。ウィルスの感染は、情報漏洩の危険性があるだけでなく、HDD・SSDが遅くなる要因にもなります。

なお、パソコンに保存しているデータ容量が過多になっている場合は、外付けのHDD・SSDを接続するというのもひとつの方法です。たとえば過去データを外付けHDD・SSDに移動させて、パソコン自体の容量に空きを設けるだけでも、HDD・SSDの遅い状態は改善されることでしょう。

おわりに

HDD・SSDが遅い場合。その原因によって効果的な対処法が変わってきます。ここで取り上げたほか、たとえばパソコンのファン部分のほこりを取り除くだけで改善する場合も。パソコンをストレスなく使うためにも、まずはなぜHDD・SSDが遅いのか、その原因を確認してみてください。

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