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ブルーレイドライブにも種類がある?基礎知識から種類まで解説

近年はDVDに代わってブルーレイディスクが用いられることも多くなり、PS3、PS4のようなゲーム機のソフトにも採用されるなど、DVDに代わる記録メディアとして主流となりつつあります。この記事ではブルーレイディスクと、ブルーレイディスクを読み込むブルーレイドライブの基礎知識と種類についてそれぞれご紹介します。

ブルーレイディスクの基礎知識

ブルーレイディスクはDVDと比較して大容量のデータを記録できる光ディスクで、青紫色のレーザーでデータを読み取るため「ブルーレイ(Blu-ray)ディスク」という名称がつけられています。ブルーレイディスクのサイズはDVDと同じ直径12cmですが、DVDの最大記録容量は1層で4.7GB、2層で8.5GBなのに対し、ブルーレイディスクは1層で25GB、2層で50GBと大容量のため、映像の高画質録画なども可能です。

ブルーレイディスクの種類

DVDほどではないですがブルーレイディスクにも規格があり、その規格は大きく分けて3種類あります。ここではブルーレイディスクの規格の種類とその違いをご紹介します。なおブルーレイディスクにはビデオ用(録画用)、データ用と書かれている製品がありますが、表記は異なるものの構造はほぼ同じです。

書き換え型

データを読み込むだけでなく、繰り返し書き換えることが可能なディスクのことで「BD-RE」と表記されます。2層に記録が可能なBD-RE DL(容量50GB)や、3層のBD-RE XL(容量100GB)など大容量データの記録ができる規格も存在し、製品によって約1,000〜1万回程度の書き換えが可能です。何度も書き換えられるため、データを一時保存するときなどにおすすめです。

追記型

データを読み込む以外に、一度だけ書き込みできる種類のディスクのことで「BD-R」と表記されます。書き換え型と同様、記録層が複数あり容量が多いBD-R DLやBD-R XLという規格もあります。なおBD-R XLはBD-RE XLと異なり、記録層は3層または4層で、4層の場合は128GBのデータ記録が可能です。ファイナライズをせず容量に空きがあればデータを追記することは可能ですが、書き換えは不可能なため、長期保存したいデータの記録に向いています。

読み込み型

読み込み専用のディスクのことで「BD-ROM」と表記されます。PS3やPS4のゲームソフトや、映画ソフトなどに使用されているディスクはこの規格となります。

ブルーレイドライブの基礎知識

ブルーレイドライブとは、ブルーレイディスクの読み込みや書き換えに対応した光学ドライブのことです。対応メディアや性能差、接続方法などドライブによって細かな違いがあります。

ブルーレイドライブの対応ディスク

ほとんどのブルーレイドライブがBD-R、BD-RE、BD-ROMに対応しており、CDやDVDの再生や書き込みが可能なものもあります。ただしブルーレイドライブによって書き込み速度が異なるため、データの書き込みをする頻度が高い方は書き込み速度をよく確かめることをおすすめします。また、古いブルーレイドライブの場合は最新のブルーレイディスクの規格に対応していない場合もあるので注意が必要です。

ブルーレイドライブのその他の機能

3D映像が再生できるものや「Ultra HD Blu-ray」に対応しているものなど、ブルーレイドライブは機種によってさまざまな機能が搭載されています。ちなみに「Ultra HD Blu-ray」とは、4K映像の記録が可能で、従来のブルーレイディスクよりもさらに美しい映像が楽しめる新たな規格です。また、ブルーレイドライブは製品によって「キャッシュ」が異なります。キャッシュとは、データを書き込む際に一部のデータをメモリに一時的に保管し処理速度を向上させる機能のことで、キャッシュの容量が多いほど書き込みが速くなります。キャッシュは「バッファ」と呼ばれることもあり、単位はMBで表されます。ブルーレイドライブに搭載されている機能は製品によって異なるため、商品詳細などをしっかりと確認するとよいでしょう。

ブルーレイドライブの種類

ブルーレイドライブは接続方法によって大きく2種類に分けられます。ここでは、各種それぞれの特徴やメリットをご紹介します。

内蔵型ブルーレイドライブ

おもにデスクトップパソコンの内部に搭載されるブルーレイドライブです。インターフェースはSATAで、パソコンに内蔵されるため場所をとらないというメリットがあります。ただし、パソコン購入後にドライブ単体を追加したり交換したりする際はパソコン内部の配線をいじる必要があるため、取り付けるにはある程度の知識が必要です。

外付け型ブルーレイドライブ

パソコンにUSBケーブルで接続するタイプのブルーレイドライブで、近年はUSB3.0に対応した外付け型ブルーレイドライブも多いです。小型ノートパソコンやMacは光学ドライブ非搭載のものも多いですが、外付け型ブルーレイドライブの場合はUSBポートがあれば簡単に使用できるというメリットがあります。USB接続で電力供給も同時に行う製品と、ACアダプタで別途電力供給する製品とで最大書き込み速度は異なるため、データの書き込みをする頻度が高い方はACアダプタが付属する製品を選ぶのがおすすめです。

おわりに 種類や機能を知って自分に合ったブルーレイドライブを選ぼう

ブルーレイドライブには接続方法だけでなく、製品ごとに機能差や性能差があります。特に近年使用されている4K映像や3D映像といったものを利用するうえで、ブルーレイドライブを選ぶ際に機能は重要な要素です。ブルーレイドライブそれぞれの特徴を踏まえたうえで、自分の使い方に合ったブルーレイドライブを選びましょう。

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