Wi-Fi接続対応のDVDドライブが便利！メリットや使用方法、注意点とは？

Wi-Fi接続対応のDVDドライブのメリット

DVDドライブといえば、パソコンやテレビなどにケーブルで接続し、DVDの再生や書き込みなどを行う方法が一般的です。では、ケーブル接続を使わずにWi-Fiでワイヤレス接続を行えるDVDドライブにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

パソコンやテレビがない場合でもDVDを再生できる

専用のアプリをあらかじめスマホやタブレットへダウンロードしておき、DVDドライブと端末をWi-Fi接続することでDVDを再生できます。AndroidだけでなくiOSにも対応しているため、iPhoneやiPadでも視聴可能です。

パソコンやテレビがその場にない時や、インターネット環境がない場合でも手軽にDVDの再生ができるうえ、動画の視聴でデータ通信を使わないためスマホやタブレットの通信量節約にも役立ちます。

音楽CDの取り込みにも対応

ロジテックのWi-Fi接続対応のDVDドライブはDVDの視聴だけではなく、音楽CDの再生・録音（データの取り込み／リッピング）にも対応しています。パソコンと接続しなくてもスマホに音楽を取り込むことが可能で、音楽CDの取り込みはバックグラウンドで動作させられるので、機器のスリープ中や他のアプリを起動させている間にも実行できます。

また、一般的なDVDドライブと同様にCDへのデータ書き込みにも対応しています。オリジナルCDを作成する際や、パソコン・スマホなどのデータバックアップをする場合も便利です。

場面別のWi-Fi接続対応DVDドライブの使用方法

スマホやタブレットで手軽にDVDの視聴が可能なWi-Fi接続対応のDVDドライブですが、ここではシーン別の使い方についてもご紹介します。「自宅で使いたい」「外出先で使いたい」など、ご自身の目的に合った使い方で便利に活用してみてください。

室内で使用する場合

ご自宅など屋内でWi-Fi接続対応のDVDドライブを使用する場合は、Wi-Fiの電波が届く範囲内であればどの部屋にいてもスマホでDVDの視聴が可能です。ただし、バッテリーは内蔵していないため、DVDドライブ本体はACアダプターを使ってコンセントに接続する必要があります。また、動画視聴中の着信などで視聴をいったん停止した場合でも、続きから再生できる「レジューム機能」が付いているDVDドライブを選んでおくと便利です。

ドライブ中など屋外で使用する場合

Wi-Fi接続対応のDVDドライブには内蔵バッテリーがありませんが、モバイルバッテリー接続に対応しています。そのため、ACアダプターを使うことができない外出先でも、モバイルバッテリーを用意しておけばDVDの視聴が可能です。また、車のシガーチャージャーに接続することもできるため、ドライブ中の車内でもDVDを楽しめます。

パソコンに接続して使用することも可能

従来のポータブルDVDドライブと同様に、USBケーブルでパソコンに接続して使用することもできます。外付けCD・DVDドライブとして内蔵ドライブのないパソコンに接続するのも良いでしょう。ただし、パソコンにUSBケーブルで接続する場合も、USB経由でパソコン本体から電源を供給する「バスパワー接続」には対応していないため、別途ACアダプターが必要になります。

Wi-Fi接続対応DVDドライブの注意点

さまざまなシーンで便利に活用できるWi-Fi接続対応のDVDドライブですが、いくつか気を付けるべき点もあります。たとえば地デジの番組など、CPRM（デジタルコピーを規制するための著作権保護技術）によって保護されているデータを記録したディスクを再生することはできません。

また、Wi-Fi接続を行う都合上、電波状況が良くない場合には視聴中に映像や音声が乱れる可能性があるうえ、スマホなど視聴する端末のバッテリー残量が少ないときには動作に不具合が出ることも考えられます。これらの点を考慮して、モバイルバッテリーを用意したり、Wi-Fiが届きやすいように工夫したりするなど、快適にWi-Fi接続対応のDVDドライブを使用できる環境を整えておきましょう。