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LTOの容量はどれくらい?LTOを導入する前に確認しておきたい点と併せてご紹介

LTOの容量はどれくらい?LTOを導入する前に確認しておきたい点と併せてご紹介

LTO Ultriumは、大容量の磁気テープカートリッジと、それに対応するドライブの規格です。データの長期的な保管に向いており、大容量のデータアーカイブを残す必要のある銀行や製造業、病院や放送局など、多くの分野で活用されています。LTOは大容量のデータ保管が可能ですが、規格の世代によって保存可能な容量が異なるため、保管したいデータの容量を確認したうえで、世代を選ばなければなりません。今回はLTOの世代別の容量と、LTOを導入する際に確認しておきたいポイントについてご紹介します。

LTOの世代別の容量

LTOのテープカートリッジは、世代によって容量が異なります。2020年7月現在、最新の規格である「LTO Ultrium8」の記憶容量は非圧縮時12TB、圧縮時30TBとなっています。LTOの世代別容量は、最初の世代である「LTO Ultrium1」から順に以下の通りです。

  • 【LTO Ultrium1】非圧縮時100GB、圧縮時200GB
  • 【LTO Ultrium2】非圧縮時200GB、圧縮時400GB
  • 【LTO Ultrium3】非圧縮時400GB、圧縮時800GB
  • 【LTO Ultrium4】非圧縮時800GB、圧縮時1.6TB
  • 【LTO Ultrium5】非圧縮時1.5TB、圧縮時3.0TB
  • 【LTO Ultrium6】非圧縮時2.5TB、圧縮時6.25TB
  • 【LTO Ultrium7】非圧縮時6.0TB、圧縮時15TB
  • 【LTO Ultrium8】非圧縮時12TB、圧縮時30TB

非圧縮時の容量で見ても、第1世代の100GBから最新の第8世代では12TBと、世代を追うごとに大容量化が進んでいることが分かります。

LTOを導入する前に確認しておきたい点

大容量データを長期間保管したいなどの理由でLTOの導入を検討しているのであれば、導入前にどのような環境でLTOを使うかを考えておく必要があります。LTOを導入する前に確認しておきたい点をご紹介します。

非圧縮時容量はどのくらいあるか

LTOには「圧縮できるデータは自動で圧縮して書き込む」という機能が備わっているため、「非圧縮時容量」と「圧縮時容量」の2つが記載されています。

圧縮できるかどうかは、データの種類によって異なる点に注意が必要です。2倍以上の圧縮率で圧縮できるデータもあれば、音声・映像・画像データのようにほとんど圧縮されないデータもあります。音声や映像などのデータのアーカイブを考えている場合は、保存できるデータ量は非圧縮時容量だと認識しておきましょう。

LTOドライブの接続方法

LTOのテープカートリッジでデータを読み書きする際は、専用のLTOドライブが必要です。LTOドライブの接続規格には、SASやUSB、Thunderboltなどいくつかの種類があります。大容量データのアーカイブを行う場合は高速データ転送を行えるSASを、SASを搭載できないノートパソコン内のデータもアーカイブ化したい場合はUSBを選ぶなど、使用環境を考えたうえで接続方法を選びましょう。

LTFSフォーマットを行う場合の注意点

LTOの第5世代である「LTO Ultrium5」以降の製品は、「LTFS」という機能に対応しています。LTFSとは、ハードディスクやUSBメモリなどのように、PCのエクスプローラー画面でデータの確認や書き込みができる機能です。複雑なコマンド操作も必要なく、操作が簡単で便利ですが、使用の際には注意したい点が2つあります。

データの保存容量が圧迫される可能性がある

LTOテープカートリッジのLTFSフォーマットを実行すると、テープは「コンテンツ領域」と「インデックス領域」に2分割されます。「コンテンツ領域」は保存データそのものが、「インデックス領域」はデータの保存場所やファイル名などの情報が記録される場所です。

LTSFフォーマットを行ったテープからデータを削除しても、「データを削除した」という情報を追記するだけです。元データはテープ内に残るため、データの削除や書き込みを何度も繰り返し行うと、容量を圧迫してしまいます。LTOテープカートリッジの容量は、余裕を持って選ぶようにしましょう。

テープをまたいだ保存はできない

標準的なLTFSではテープをまたいでデータを書き込むことはできません。ただし、「テープまたぎ」をサポートしている製品もあります。複数のテープをまたいでデータの書き込みを行いたい場合には、テープまたぎの機能を備えているかを確認して選びましょう。

おわりに 必要な容量や使用する環境を確認してLTOを活用しよう

LTOは、大容量のデータを低コストで長期間保存できる記録メディアです。データの削除や書き換えを何度も行うと容量を圧迫するため、頻繁には使わないデータの保存に適しています。保存したいデータにはどのくらいの容量が必要なのか、現在のPC環境で使用できるのかなどを確認したうえで、用途や保存データに合ったLTOを活用し、大事なデータの長期保管を可能にしましょう。

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