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ディスプレイ(モニター)の選び方!上手に活用して快適な環境を作ろう

ディスプレイ(モニター)の選び方!上手に活用して快適な環境を作ろう

デスクトップパソコンを使用したり、マルチ(複数)ディスプレイ環境を構築したりする際に必要となるのが、画面表示の役割を持つ「ディスプレイ(モニター)」です。しかし、ディスプレイは高性能モデルから比較的安価でシンプルなモデルまで、幅広い製品が販売されていて、その中から自身に適した製品を選ばなければいけません。ディスプレイを選ぶ際は、どのような点に注目すれば良いのでしょうか。この記事では、ディスプレイの活用方法や選び方のポイントについてご紹介します。

ディスプレイ(モニター)の活用法

普段、ノートパソコンを使用している方の場合、ノートパソコンとほかのディスプレイを接続することで、マルチディスプレイとして活用できるようになります。マルチディスプレイ環境を整えて、パソコンが備えている拡張モードを利用して複数台のディスプレイを1つの画面として表示させれば、作業効率を向上させられます。

大画面で高画質な映像を見たりゲームを楽しんだりしたいときにも、高画質に対応したディスプレイを使うことで快適な環境を実現できるでしょう。スピーカーが搭載されたディスプレイを選べば、テレビ映像を出力して視聴することも可能です。

このように、ディスプレイは多くの場面で活用することができるため、日頃はノートパソコンを使っている方でも、一台用意しておくと便利です。

ディスプレイ(モニター)の選び方

パソコンの使い方や環境に合ったディスプレイを選ぶためには、確認しておきたいポイントがいくつかあります。ディスプレイの選び方のポイントについてご紹介します。

画面サイズや形状

ディスプレイのサイズは、「インチ」または「型」と表記されています。標準的な画面サイズとされているのは24インチ程度ですが、ディスプレイを設置する場所の広さや使い方に応じて、適したサイズを選ぶことが大切です。

また、ディスプレイの形状には主に、横と縦の比率(アスペクト比)が5:4や4:3となっている「スクエアタイプ」と、16:9の「ワイドタイプ」の2種類があります。ディスプレイのアスペクト比は実際のサイズ感に大きく影響するため、インチサイズと同時に確認しておきましょう。

液晶パネルの種類

ディスプレイは、液晶パネルの駆動方式によって以下の3種類に分けられます。

【IPSパネル】
広い視野角を持ち発色も良いため、写真やイラストなどの静止画を見ることに適した液晶パネルです。ただし応答速度が遅く、動きの激しい動画の再生にはあまり向いていません。

【VAパネル】
IPSパネルより視野角は狭いものの、黒の表現に優れているのが特徴です。コントラスト比が高く色の違いが鮮やかに表示されるので、明暗の表現が多い映像や動画を見るのに適しています。

【TNパネル】
消費電力とコストが低く、安価に購入できる点がメリットです。応答速度が速いためゲーミング用途に適していますが、視野角が狭く見る角度で画面の色味が変わってしまうというデメリットもあります。

光沢の有無

ディスプレイ表面の光沢の有無は、見た目の好みだけでなく目の疲れやすさにも影響します。ディスプレイを選ぶ際には、光沢の有無も必ず確認しておきましょう。

光沢がある「グレアタイプ」は色が鮮やかに映り、映像も美しく見られますが、画面に光や周囲のものが映り込むため、目が疲れやすいです。一方、光沢のない「ノングレアタイプ」は、映り込みが少なく目が疲れにくい、画面が傷つきにくいなどのメリットがありますが、グレアタイプよりも発色は劣ります。映像のようなコンテンツを楽しみたい場合はグレアタイプを、仕事で使う場合はノングレアタイプを選ぶのがおすすめです。

最高解像度

解像度が高くなるほど表示される画質は良くなるため、きれいな映像を楽しむことができます。ただし解像度が高くなるほど表示は細かくなり、小さな文字が見にくくなる可能性もあります。また、高解像度なディスプレイほど価格も上がるため、用途に適した解像度を選ぶようにしましょう。

現状では「フルHD(1920×1080)」が、製品の選択肢も多く一般的な解像度といえます。より高画質の映像を楽しみたい場合には、「4K(3840×2160)」や「8K(7680×4320)」に対応した製品を選ぶこともおすすめです。

接続端子

ディスプレイには多くの接続端子があるため、ディスプレイを選ぶ前に、パソコンに搭載されている接続端子の種類を確認しておきましょう。

パソコンとディスプレイを接続する端子には、DVI、VGA、HDMI、Display Port、USB Type-Cなどがあります。HDMIやDisplay Port、USB Type-Cの接続方式は、映像だけでなく音声データの出力も行えるので、スピーカー備え付けのモニターの場合は、ケーブルの数を減らすことができて便利です。

主な用途も確認しておこう

パソコンを仕事などで長時間利用する場合、画面のちらつきを抑える「フリッカーレス」や、目の疲労を低減するとされる「ブルーライトカット」のような機能があると便利です。

ゲームに使用する場合は、画面の色が変化するのにかかる時間を示す「応答速度」や、1秒間にどれくらい画面の切り替えが可能かを表す「リフレッシュレート」の確認も必要です。ゲーミング用途のディスプレイは、応答速度の数値が小さく、リフレッシュレートの数値が高いものを選ぶと良いでしょう。

おわりに ディスプレイ(モニター)を活用して快適な環境を構築しよう

ディスプレイを活用すれば、より高画質な映像が楽しめたり、マルチディスプレイ環境で作業効率を上げたりすることができます。ディスプレイの性能や特徴は製品によって異なるため、サイズや値段だけを見て選ぶのではなく、用途に適した性能を持つかどうかの確認が大切です。 使い道に合わせて上手にディスプレイを選び、快適なパソコン環境を構築しましょう。

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