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Googleフォトの容量無制限が終了!外付けHDD/SSDに写真をバックアップしよう

Googleフォトの容量無制限が終了!外付けHDD/SSDに写真をバックアップしよう

スマートフォンで撮影した写真や動画の保存に、「Googleフォト」を活用している方は多いでしょう。しかし、Googleフォトは無料ユーザーの使用可能容量に上限があり、写真を撮りためていくうちに保存容量の上限を超えてしまうことも考えられます。Googleフォトの保存容量が圧迫されている場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。この記事では、Googleフォトの概要や、容量が足りないときの対処法などをご紹介します。

Googleフォトとは?

Googleフォトとは、Googleが提供する写真・動画用のオンラインストレージサービスです。写真や動画をオンライン上にバックアップでき、Googleアカウントで紐付けられたデバイスから管理を行えます。ブラウザからもログインできるので、アプリをインストールしなくても写真を管理できます。また、バックアップした写真の検索や共有、編集なども簡単に行えるため人気です。

Googleフォトの特長

Googleフォトが支持されている理由は、機能性に優れている点にあります。ここでは、Googleフォトの特長をいくつかご紹介します。

自動でデータをバックアップできる

スマホで撮影した写真は、インターネットを経由して自動でバックアップされます。データに自動でタグ付けする機能もあり、撮影場所や写った人物で検索するだけで目当ての写真を探し出せます。ただし、バックアップした写真や動画をGoogleフォトアプリから削除すると、同期している端末内からも削除される点には注意が必要です。

写真の編集が行える

Googleフォトなら、撮影した写真をまとめてアルバムを作ったり、写真そのものを編集したりすることも可能です。トリミングや補正、フィルタといった機能を活用すれば、より魅力的な写真に仕上げられます。

Googleフォトで使える容量

Googleフォトは、「保存容量の節約画質」(旧「高画質」)でバックアップすれば、無料ユーザーでも保存できる容量が無制限だったことから人気を博していたサービスでした。しかし、2021年6月以降は写真の画質に関わらず、無料で使用できる容量の上限が15GBまでに制限されています。また容量の上限は、Googleフォトだけでなく、GメールやGoogleドライブといったGoogleが提供する他のオンラインサービスの使用容量を合わせて15GBである点にも注意しましょう。

容量を追加するためには「Google One」というサービスに契約し、月額または年額で利用料を払わなければいけません。Google Oneの利用料は上限100GBで月額250円(年額2,500円)、200GBで月額380円(年額3,800円)です。最大の2TBまで増やす場合は、月額1,300円(年額13,000円)となります。

ただし、Googleのスマートフォン「Google Pixel2〜5」を使用している場合に限り、保存容量の節約画質(旧高画質)なら現在も容量無制限でバックアップ可能です。

Googleフォトの容量が足りない場合はどうする?

現状、無料ユーザーはGoogleフォトのストレージを最大15GBまでしか使用できません。写真や動画を多く撮る方の場合、容量が足りなくなることも考えられます。そのような場合は、どう対処すれば良いのでしょうか。

不要なデータを削除する

撮影に失敗してピンボケしている写真や、もう使用しない古いデータなど、不要なデータを削除すれば空き容量を確保できます。Googleフォトで提供されているツールで、ピンボケ写真などは自動的に削除可能です。

【Googleフォトの不要な写真を削除する方法】

  1. スマートフォンなどでGoogleフォトを開き、右上にあるプロフィールアイコンをタップする
  2. 「バックアップと同期」をオンにして、「アカウントの保存容量(保存容量の管理)」をタップする
  3. 「確認して削除」のセクションに「不鮮明な写真」や「サイズの大きい写真と動画」などの項目が表示されるので、不要な写真を選択して削除する

他のオンラインストレージを利用する

Googleフォト以外のオンラインストレージサービスを利用するのも、対処方法のひとつです。Googleフォトに機能が近いサービスの一例としては、「Amazon Photos」や「OneDrive」、「iCloud」などが挙げられます。

ただし基本的には、どのオンラインストレージも無料では無制限にデータを保存できません。Googleフォトの使い勝手の良さが気に入っている場合は、有料サービスに契約してGoogleフォトの容量上限を増やすのもおすすめです。

外付けHDDや外付けSSDにバックアップするのがおすすめ

「Google One」を活用すれば、Googleフォトで使用できる容量を増やせます。ただし、サービスを利用している間は、月額または年額の利用料を払い続けなければなりません。

写真や動画データが増えていき、有料サービスで容量を増やしても最終的には容量不足になる場合も考えられます。

たくさん写真や動画を撮影したいという方は、スマホに接続できる外付けのHDD(ハードディスク)やSSDに写真を保存するのがおすすめです。長期的に見ると、Google Oneの利用料を払い続けるより安価に写真を保存できます。多くのデータを長期間保存したい方は、スマホ対応の外付けHDDやSSDの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

Googleフォト内のデータを外付けのHDDやSSDに移行する方法は、以下の通りです。

【AndroidスマホでGoogleフォト内のデータを外付けHDDやSSDに移行する方法】

  1. スマートフォンでGoogleフォトアプリを開き、移行したい写真データをタップする
  2. 画面右上のプルダウンメニューから「ダウンロード」をクリックする(すでにスマホの内蔵ストレージに保存済みの場合は「ダウンロード」が表示されない)
  3. スマホに外付けHDDやSSDを接続し、ダウンロードフォルダに保存された写真データを移動させる

おわりに 写真のバックアップ用に外付けHDD/SSDを用意しよう

スマホで撮影した写真や動画などのデータは、日々増え続けていくものです。オンラインストレージへ保存を続けると、長期的には利用料を払っていても容量が不足したり、費用がかさんだりする恐れもあります。外付けHDDやSSDを活用すれば、機器の購入費用だけで長期間写真を保存可能です。たくさんの写真の長期保存やバックアップには、スマホ対応の外付けHDDやSSDを活用する方法がおすすめです。

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