iPhone用に外付けSSDは必須! ストレージ不足に悩む前に用意したいおすすめモデル

iPhoneを長く使い続けるうちに本体容量がいっぱいになり、データの保存やアプリのインストールができなくなることがあります。高精細な写真データや動画データは容量が大きいため、旅行などに出かける際は事前に本体容量をチェックしたり、外部ストレージに不要なデータを移動させたりするのがおすすめです。ここでは、iPhone用の外部ストレージの選び方や、ストレージを使うために必要なフォーマットのやり方などをご紹介します。
※この記事は2026/3/9に再編集しました。
目次
iPhoneの容量不足は外部ストレージで解消しよう!

iPhoneに保存できるデータの量はモデルによって異なりますが、ストレージ容量が大きいモデルほど高価になります。microSDカードに非対応なので、後から容量を拡張することもできません。
データをインターネット上に保存できる「iCloud」というクラウドサービスを使用できるものの、無料で使用できるのは5GBに限られます。バックアップ用途で5GBは十分な容量とはいえず、すぐにデータを保存できなくなる可能性が高いです。例えば、写真データ(1枚あたり約5MBを想定)なら1,000枚ほど、動画データ(4K30fps、1分あたり170MBを想定)なら29分ほど、ProRes形式の動画データ(1分あたり6GBを想定)だとわずか50秒ほどのデータしか保存できません。月額料金を払うことで保存できる容量は増やせますが、ランニングコストや通信費がかかってしまいます。
たくさんのデータを保存したい方は、外部ストレージを用意するのがおすすめです。外部ストレージなら、長期的なコストを抑えながら保存できるデータ容量を増やせます。バックアップやデータ移行などを、パソコンなしで行える点もメリットです。
また、iPhone 15シリーズ以降のiPhone Pro/Pro Maxモデルは、外部ストレージに接続した時だけProResで4K(60fps)の超高画質撮影を行うことができます。大容量のデータを保存したり、ProResでビデオ撮影を行ったりしたい方は、外部ストレージを用意しておきましょう。
iPhone用の外部ストレージの選び方

iPhone用の外部ストレージは、さまざまな種類から選ぶことができます。保存したいデータの種類や使い方を踏まえて、自分に適したものを選ぶことが大切です。iPhone用の外部ストレージを購入する時に確認したい、選び方のポイントをご紹介します。
ストレージの種類はSSDがおすすめ
iPhoneに接続できる外部ストレージには、USBメモリや外付けHDD、NAS、外付けSSD、SDカードリーダーなど、さまざまな種類があります。それぞれメリット・デメリットがありますが、データの転送速度が高速でサイズもコンパクトかつ、電源不要で駆動する外付けSSDを用意するのがおすすめです。大容量の製品なら、たくさんのデータをコンパクトに保存できます。
また、有線接続する外部ストレージの場合は、コネクタの形状も確認しておきましょう。iPhone 14以前のモデルはLightningコネクタ接続の機器が必須です。※ iPhone 15シリーズ以降のモデルはUSB-Type-C(TM)を採用しているので、幅広い製品を接続できます。
※接続端子をLightning形式に変換できるアダプターも販売されていますが、変換アダプターを利用できるかどうか、保証がどうなっているかといった点は確認したうえでご使用ください。
容量は用途に合わせて選ぼう
保存したいデータや使用する目的に適した容量の外付けストレージを選ぶことも大切です。 例えば、高画質な動画や写真はデータ容量が大きくなりやすいため、500GB以上を目安に選ぶと良いでしょう。iPhone内の全てのデータをバックアップしたい時は、使用しているiPhoneの本体ストレージ容量と同じか、それよりも大きいものを選ぶことが基本です。
ただし、iPhoneの本体容量や使用目的によっては、大容量の外付けストレージを用意しても使い切れない可能性があります。本体容量が256GB以下のiPhoneを使用している方や、一時的なデータ移行が目的など、利用用途や容量のめどがついている場合は、250GB程度の安価なSSDを選ぶのもおすすめです。
ケースを付けたまま使えると便利
本体を落下の衝撃などから守るために、iPhoneにケースを付けている方も多くいらっしゃるでしょう。外付けストレージの形状や接続方法によっては、ケースの厚みが原因で接続できない可能性もあります。ケースを付けたまま使えるか確認しておくと便利です。ケースを付けた状態で使用できない時は、一度ケースを外して正しく認識されるか確認してみるのも良いでしょう。
ケースの付け外しが手間な時は、iPhone 15シリーズならUSB-Type-C(TM)の変換アダプターや延長ケーブルを利用するのもおすすめです。USB-Type-C(TM)の変換アダプターがあれば、USB-A接続の外付けSSDをiPhoneで使える場合もあります。
ただし、変換アダプターやケーブルを利用した接続は、SSDメーカー側が動作保証対象外としている可能性があります。認識しない、使えないといった時は、直接接続を試してみてください。
外部ストレージは事前にフォーマットしておこう

iPhoneで使用できる外部ストレージは、以下の仕様のものに限られます。
- データパーティションは1つのみ
- APFS、APFS(暗号化)、macOS拡張(HFS+)、exFAT(FAT64)、FAT32、FATのいずれかでフォーマットされている
APFSはMacで、exFATはWindows/Mac/iOS/Androidで使用できます。iPhone本体では外部ストレージのフォーマットはできないため、事前にパソコンに接続してフォーマットを行うか、iPhone対応のフォーマット形式になっている製品を選びましょう。
Macでフォーマットを行う方法
MacBookなど、Macパソコンで外部ストレージのフォーマットを行う方法は、以下のとおりです。
【Macでフォーマットを変更する方法】
- Finderアイコンをクリックする
- 「移動」メニューにある「ユーティリティ」を選択する
- 「ディスクユーティリティ」をダブルクリックする
- サイドバーをクリックして「すべてのデバイスを表示」を選択する
- フォーマットしたいドライブを選択して「消去」をクリックする
- 「名前」「フォーマット」「方式」を設定して「消去」を押すと、フォーマットが開始される
フォーマットを行うと、外部ストレージに保存していたデータは全て消えてしまいます。使用中の外部ストレージをフォーマットする時は、必要に応じてデータを移しておきましょう。
Windows 11でフォーマットを行う方法
Windowsパソコンでも、フォーマットを行うことができます。具体的な手順は、以下のとおりです。
【Windows 11でフォーマットを変更する場合】
- タスクバーのWindowsアイコンを右クリックして表示されるメニューから「ディスクの管理」を選択する

- フォーマットしたい外部ストレージを右クリックして「フォーマット」を選択する

- 「ファイルシステム」で設定したいフォーマットを選択し、「OK」ボタンをクリックする。iPhoneで使用する場合、ファイルシステムは「exFAT」を選択する

- 警告メッセージが表示された場合は「OK」を押すと、フォーマットが開始される
Macと同じく、フォーマットをするとデータは全て消えてしまいます。事前に、外付けSSD内に保存してあるデータは移しておくことが大切です。
外付けSSDにファイルを移動させる方法は?

iPhoneに外付けSSDを接続したら、以下の方法でファイルを移動させることができます。
【写真・動画データを外付けSSDに移動させる手順】
- iPhoneの写真アプリで移動させたいデータを選択し、「“ファイル”に保存」を選択する

- データを移したい外付けSSDを選択する

- 開いたフォルダで、画面左上にある「保存」をタップすると、選択したファイルが移動できる

データの移動が完了するまでの間に、外付けSSDを抜かないようにしてください。処理の途中で外付けSSDを抜いてしまうと、データが破損する可能性があります。
外部ストレージが認識されない原因と対処法

Phone用にフォーマットしたにも関わらず、iPhoneが外部ストレージを認識しないことがあります。主な原因は、画面ロックがかかっている、供給電力の不足、iPhoneまたは外部ストレージの故障、ケーブル・コネクタの破損の4つです。
認識しない時は、最初にiPhoneの画面ロックを外したり、別の機器に外部ストレージを接続したり、別のケーブルを使ったりして動作するか確認してみましょう。電力不足が原因の時は、ACアダプターにつなぐ必要がない外部ストレージを使用するか、モバイルバッテリーやACアダプター(PDアダプター)も接続して電源供給を行うと、正常に認識されることがあります。
複数の外付け機器を接続したい場合は、iPhone対応のドッキングステーションを利用するのもおすすめです。外部ストレージをつなぐだけでなく、iPhoneの画面を外部モニターに出力する、マウスやキーボードを接続するなど、iPhoneをより便利に使えるようになります。
iPhoneに対応!おすすめのロジテック製外付けSSD

ロジテックではiPhone 15以降のシリーズで使える外付けSSDを取り扱っています。ここからは、ロジテックのおすすめ製品をご紹介します。
LMD-PBW020U4CBK
USB 40Gbps(USB4 Gen3x2)に対応しており、超高速なデータ転送を実現した外付けSSDです。iPhoneだけでなく、パソコンやAndroid、PS5などでも利用できます。ポケットに収まるコンパクトなサイズと、振動や衝撃を和らげる設計で、持ち運びも安心です。
LMD-PBV200UC
高い耐衝撃性とIP55準拠の防塵防滴性能を備えていて、屋外でも使いやすい外付けSSDです。万が一落としたり、ぬれたりした時もデータを守ることができます。
USB 20Gbpsに対応しているため、データ処理を素早く行える点も特長です。Apple ProRes撮影(直接記録)にも対応しています。
LMD-PBU100UCMG
マグネット付きで、MagSafe対応iPhoneの背面に取り付けたまま使用できる外付けSSDです。Apple ProRes動画を撮影しながら、直接SSDにデータを保存できます。
内蔵ストレージを使用しないので、容量の大きい4K/60fps撮影も、空き容量を気にすることなく行えます。
LMD-SPE100UAC
一般的な商品よりもコネクタ部分が長く、ケースを装着したままのiPhoneに直挿しできるスティック型の外付けSSDです。
exFAT形式でフォーマット済みなので、iPhoneに接続してすぐに使うことができます。
また、USB-Type-C(TM)/USB-A両対応なので、変換アダプターなしでiPhoneからパソコンやタブレットにデータを移すことも可能です。
※Apple ProRes録画には対応していません
LMD-SPDH100UC
薄型タブレットなどに接続してもフラットになるように設計された、スティック型の外付けSSDです。SSDを装着したまま卓上に置いた端末を操作しても、がたつきにくくなっています。
iPhone 15以降のApple ProRes撮影にも対応したモデルです。
LMD-SPCH100UAC
読み込み最大1,000MB/s、書き込み最大700MB/sのスティック型外付けSSDです。USB-Type-C(TM)とUSB-Aの端子を備えているので、パソコンやタブレットなど、さまざまな機器に接続できます。
iPhone 15以降のApple ProRes撮影にも対応しており、高画質な映像を撮影したい方におすすめです。
おわりに 外部ストレージを用意してiPhoneを使いこなそう
iPhone用に外部ストレージがあれば、手軽にデータ容量を増やすことができます。写真や動画をたくさん残しておきたい方は、用意しておくと便利です。
特に、iPhone 15 Pro/Pro MaxのProRes 4K/60fpsで撮影したデータは、外部ストレージに直接記録する必要があります。ProResで4K/60fps撮影を行いたい方は、対応した外部ストレージが欠かせません。iPhoneを快適に使いこなしたい方は、これを機に外部ストレージを用意してみてはいかがでしょうか。
「iPhone SSD」に関連する質問
外付けSSDはiPhoneで使える?
外付けSSDは、iPhoneで使うことができます。特に、iPhone 15シリーズ以降はUSB-Type-C(TM)端子を搭載しているため、外付けSSDを直接接続してデータの保存やバックアップが可能です。データ処理速度に優れている外付けSSDなら、Apple ProRes撮影した高画質な動画を、直接外付けSSDに保存できます。
iPhoneのストレージがいっぱいになった時はどうすれば良い?
ストレージがいっぱいになった時は、必要ないデータを削除したり、データをクラウドまたは外付けストレージに移したりすることで、空き容量を増やせます。消したくないデータがたくさんある方は、外付けSSDを用意しておくと安心です。
iPhoneの内蔵ストレージを増やすことはできる?
iPhoneはmicroSDカードに非対応なので、購入後に内蔵ストレージの容量を増やすことはできません。よりたくさんのデータを保存したい方は、外付けSSDなどの外部ストレージにデータを移して、iPhone本体のストレージ使用量を減らす必要があります。
iPhoneにSSDをつないでも認識しない場合は?
iPhoneに外付けSSDを接続しても認識しない場合の主な原因は「フォーマット形式の非対応」や「電力不足」「接続不良」などが考えられます。SSDが正しくフォーマットされているか確認したり、ケースを外してしっかり差し直したりしてみてください。







