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Macで外付けHDDをフォーマットする方法とできない時の対処法

Macで外付けHDDをフォーマットする方法とできない時の対処法

パソコンやスマートフォンなどで外付けHDDを使用する際は、最初にフォーマット(初期化)が必要な場合があります。フォーマットで選択できるファイルシステムには複数の種類がありますが、Macに接続する場合はどの形式を選べば良いのでしょうか。ここでは、Macで使用する外付けHDDに適したファイルシステムの種類や、Macを使って外付けHDDをフォーマットする方法などをご紹介します。
※この記事は2026/09/04に再編集しました。

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外付けHDDのフォーマットが必要になるのはいつ?

フォーマットとは、HDDやSSDといった記憶媒体を初期化し、場合によってはファイルシステムを変更する操作のことです。

ストレージの拡張やデータのバックアップなど、さまざまな用途で使えて便利な外付けHDDですが、買ったそのままの状態ではMacで利用できない場合もあります。その際は、外付けHDDを初めて接続するタイミングで、Macのデータを取り扱えるようにするためのフォーマット作業が必要です。

また、ストレージに問題が生じた時や、Macに接続していた外付けHDDをテレビやゲーム機、Windowsパソコンなどに接続し直したい時も、フォーマットが必要になる場合があります。
Macだけでなく複数の機器で利用する場合も、それぞれの機器で利用可能な形式にフォーマットし直す必要があるため、覚えておきましょう。

Macで使う外付けHDDに適したファイルシステムは?

パソコンのファイルシステムにはさまざまな種類があります。例えば、Windowsパソコンでは「NTFS」というファイルシステムがデフォルトになっていますが、NTFS形式はMacでの書き込みに対応していません(読み込みは可能です)。Macで使用できる主なファイルシステムの種類は、以下の3つです。

APFS(Apple File System)

APFSは、macOS 10.13(High Sierra)以降のMacで採用されているファイルシステムです。SSDに最適化されているものの、HDDもサポートしています。iOS(iPhone)やiPadOS(iPad)でも採用されているので、Apple社の製品をメインで使用している場合は、APFS形式でフォーマットするのがおすすめです。

暗号化の有無や、ファイル名の文字を区別するかどうかによって、APFS、APFS(暗号化)、APFS(大文字と小文字を区別)、APFS(大文字と小文字を区別、暗号化)の4つの形式に分けられます。

ただし、APFSはmacOS 10.12(Sierra)以前のバージョンだとデータの読み書きを行えないため、古いMacを使用している場合は注意が必要です。また、Windowsパソコンとの互換性がないため、Windowsでも使用できません。

HFS+(Mac OS拡張)

APFS以前に、macOSの主なファイルシステムとして使われていたのがHFS+です。macOS 10.12(Sierra)以前のバージョンに対応しています。

APFSと同様に、HFS+、HFS+(暗号化)、HFS+(大文字と小文字を区別)、HFS+(大文字と小文字を区別、暗号化)の4種類から選択可能です。Mac専用のファイルシステムなのでWindowsパソコンとの互換性はないものの、iPhoneやiPadはHFS+をサポートしています。
古いMacでもデータを取り扱いたい時に最適なファイルシステムです。

exFAT(FAT32)

exFATは、WindowsとMacの両方に対応しているファイルシステムです。
iPhoneやiPad、AndroidスマホもexFATに対応しているので、MacとAndroidスマホで同じ外付けHDDを使用するなど、複数機器で利用したい時はexFAT形式でフォーマットを行いましょう。

ただし、一部のスマートフォンはexFATに対応していません。その場合は、FAT32というファイルシステムを利用する必要があります。

また、接続端子の形状によっては外付けストレージを直接接続できないこともあるので、併せて確認しておきましょう。

Macで外付けHDDをフォーマットする方法

Windowsパソコンではなく、Macを使って外付けHDDをフォーマットすることができます。フォーマットの手順は、以下のとおりです。

【外付けHDDをフォーマットする方法(macOS 26の場合)】

  1. アプリ一覧から「ディスクユーティリティ」を起動する
  2. 「表示」⇒「すべてのデバイスを表示」の順に選択する
  3. サイドバーからフォーマットしたい外付けHDDを選択して、メニュー上の「消去」をクリックする
  4. 「方式」ポップアップメニューをクリックしてボリューム方式(「GUIDパーティションマップ」を選択)を設定する
  5. 「フォーマット」ポップアップメニューをクリックしてフォーマット(ファイルシステム)を選択する
  6. 外付けHDDの名前(任意)を入力して、「消去」ボタンをクリックするとフォーマットが開始される
  7. フォーマットが終わるとメッセージが表示されるので、「完了」をクリックして終了

OSのバージョンによってディスクユーティリティの開き方や表示は若干異なる場合があるものの、大まかな手順は同様です。
Windowsパソコンで容量2TB以下の外付けHDDを使用したい方は、ボリューム方式を「マスター・ブート・レコード」に設定すると良いでしょう。

また、フォーマットを行うと、外付けHDDに保存していたデータは全て消えてしまいます。大切なデータを保存している場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。

フォーマットができない原因は?

Macに外付けHDDを接続したものの、フォーマットできないこともあります。管理権限のあるアカウントでログインしていない、外付けHDDがmacOSに対応していない、HDD本体に問題が発生しているなどが主な原因です。フォーマットができない時は、別のMacやWindowsパソコンでフォーマットしてみると、問題が解決することがあります。また、ターミナルからコマンドを入力して、外付けHDDをフォーマットすることも可能です。

【ターミナルからフォーマットを行う手順】

  1. 「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」内にある「ターミナル」を起動したら「diskutil list」と入力して「リターン(エンター)」キーを押す
  2. 接続している外付けHDDを確認する
  3. 「diskutil unmountDisk /dev/disk番号(確認した外付けHDDのディスク番号)」とコマンドを入力する
  4. 「Unmount of all volumes on disk番号」というメッセージで、外付けHDDのパーティションが消去されたことを確認する
  5. 「diskutil eraseDisk (任意のファイルシステム) (HDDの名称) /dev/disk番号」と入力して実行する
  6. 「Finished erase on disk○」と表示されたらフォーマット完了

用途に適したファイルシステムを選択しよう

Macで使用できるファイルシステムには複数の種類があり、それぞれ特長が異なります。MacやiPhone、iPadといったApple製品だけで使用する、Windowsパソコンと併用する、Androidスマホにも接続するなど、外付けHDDを使用する環境に適したファイルシステムを選ぶことが大切です。ご紹介した手順を参考にフォーマットを行い、外付けHDDのファイルシステムを適切に選択しましょう。

「Mac 外付けHDD フォーマット」に関連するよくある質問

Macの外付けHDDのフォーマットはどれが良いですか?

Macが対応しているファイルシステムには、次の3つがあります。

  • APFS:新しいMacが採用している、SSDに最適化されたファイルシステム。Windowsとの互換性はなし。
  • HFS+:APFS以前にMacで使われていたファイルシステム。こちらも、Windowsとの互換性はなし。
  • exFAT(FAT32):WindowsとMac、iPhoneやiPad、Androidスマホに対応しているファイルシステム。古い機器はexFATに対応していないため、FAT32というシステムを使用する必要がある。

原則として、Apple社の製品だけで使いたい場合はAPFSまたはHFS+を、複数のデバイスで同じ外付けHDDを使いたい時はexFATを選ぶのがおすすめです。

Macで外付けHDDをフォーマットするにはどうすれば良いですか?

Macでは、「Finder」から外付けHDDをフォーマットできます。OSのバージョンによって表示などが若干異なる場合はありますが、作業の流れは概ね同じです。

  1. 「ディスクユーティリティ」アプリを開き、「表示」⇒「すべてのデバイスを表示」の順に選択する
  2. サイドバーからフォーマットしたい外付けHDDを選択して、メニュー上の「消去」をクリックする
  3. 「方式」ポップアップメニューをクリックしてボリューム方式(「GUIDパーティションマップ」を選択)を設定する
  4. 「フォーマット」ポップアップメニューをクリックしてフォーマット(ファイルシステム)を選択する
  5. 外付けHDDの名前(任意)を入力して、「消去」ボタンをクリックする

外付けHDDが認識されない場合の原因はなんですか?

Macが外付けHDDを認識しない場合は、次のような原因が考えられます。

  • ケーブルの接触不良や断線
  • 供給電力の不足
  • パソコン本体やOSの問題
  • 外付けHDDの故障

まずは、ケーブルがしっかりと接続されているかを確認してみてください。USBハブなどを経由して接続している場合は、パソコン本体に直接差してみるのも有効です。
データが入っていない場合は、フォーマットを行ってみるのも良いでしょう。

自分で対処するのが難しい場合や、物理的な故障が疑われる時は、専門業者に相談することをおすすめします。

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