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ブルーレイディスクとDVDの違いは何?どちらを選ぶのが正解?

ブルーレイディスクとDVDの違いは何?どちらを選ぶのが正解?

テレビ番組を録画する際などに広く使われているブルーレイディスクとDVD。近年は後から販売が始まったブルーレイディスクの普及率が高まりつつありますが、2つにはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、ブルーレイディスクとDVDの主な違いや、おすすめの使い分け方をご紹介します。

ブルーレイディスクとDVDの主な違い

ブルーレイディスクもDVDも、どちらも円盤型の光学メディアです。ブルーレイディスクは2002年に、DVDは1995年に規格が策定されました。形こそ似ていますが、性能は大きく異なるため、違いやそれぞれの特長を理解しておくと使用する際に役立ちます。2つの主な違いは、以下の5点です。

記録容量

記録できるデータ容量は、2つの大きな違いです。ブルーレイディスクは、DVDの赤色の光線よりも波長が短い青紫色のレーザー光線を使用するため、たくさんのデータを記録できます。具体的な記録容量は、次のようになります。

  • DVD:片面1層で4.7GB、2層で8.5GB
  • ブルーレイディスク:片面1層で25GB、2層で50GB

さらに、ブルーレイディスクには100GBや128GBといった、より大容量のデータ記録に対応している規格もあります。1枚当たりの価格はブルーレイディスクの方が高いですが、容量の差を踏まえると、ブルーレイディスクの方がコストパフォーマンスに優れているケースもあります。

画質や音質

市販の映像メディアの画質は、DVDよりもブルーレイディスクの方が高画質です。DVDが基本的に480p(SD画質)なのに対して、ブルーレイディスクは1080p(フルHD画質)に対応しています。「Ultra HD Blu-ray」規格に対応しているブルーレイディスクなら、2160p(4K画質)の録画や再生が可能です。

また、画質だけでなく音質も、DVDよりブルーレイディスクの方が優れています。これは、アナログ信号を圧縮せずにデジタルに変換するリニアPCMなどの規格をブルーレイが採用していることが理由です。

読み取り面の色

ブルーレイディスクとDVDは形状こそ同じですが、読み取り面の色が若干異なります。一般的には、ブルーレイディスクの読み取り面は青色、DVDは銀または金に近い色味です。市販のディスクであれば、パッケージに「DVD-R」や「BD-RE」などと規格が記載されているので、それで見分けることができます。

耐久性

ブルーレイディスクとDVDは、水や静電気に対する耐性を備えているのが特長です。どちらも、紫外線や高温多湿の環境を避けて適切に保管すれば、10年以上はデータを保存できるとされています。

ただし、ブルーレイディスクはデータの記録層が表面に近い位置にあるので、傷や汚れなどに弱い点には注意が必要です。DVDは記録層が内側にあるので、ブルーレイディスクに比べると傷や汚れに対する耐久性に優れています。

再生機器

後発規格であるブルーレイディスクの録画や再生を行えるのは、ブルーレイディスクに対応した機器に限られます。DVDプレーヤーやDVDドライブを用意しても、ブルーレイディスクは再生できません。

一方で、DVDはDVDプレーヤーだけでなく、ブルーレイディスクに対応するブルーレイドライブなどでも再生することが可能です。また、古いカーナビやカーオーディオでも、DVDの読み取りに対応している場合があります。ある程度昔の機器でも再生できる場合が多い、ブルーレイ対応機器よりも価格が安い傾向にあるといった点も、DVDのメリットです。

どちらの機器を選ぶのがおすすめ?

ブルーレイディスクとDVDは見た目や使い方こそ似ていますが、メリット・デメリットが異なります。機器を購入する際は、自身の使い方やこだわりに合わせて選びましょう。

画質や音質にこだわりがない方や、対応機器のコスト面が気になる方などは、DVDが適しています。ただし、DVDは1枚に保存できるデータ容量が少ないです。請求書や領収書といった書類データなら問題ありませんが、パソコンやスマートフォンに保存している全てのデータをバックアップする用途だと、不便に感じる可能性があります。

一方で、高画質・高音質なデータを楽しみたい、大容量のデータをバックアップしたいといった時は、ブルーレイディスクを選ぶのがおすすめです。

ドライブがない機器用に!ロジテックの外付け光学ドライブ

近年は、光学ディスクの再生ドライブを備えていないパソコンが増えつつあります。ブルーレイディスクやDVDにデータを保存したり、市販のディスクをパソコンで再生したりしたい方は、外付けの光学ドライブを別途用意しておきましょう。ここからは、ロジテックの外付け光学ドライブをご紹介します。

Windows対応 外付け Type-C USB-A 動画再生 データ保存 ソフト付き ポータブル ブルーレイドライブ

大容量メディアであるBDXLや、一般的なブルーレイディスク・DVDよりも耐久性に優れているM-DISCへの書き込みに対応した外付けポータブルブルーレイドライブです。Windows 11/10に対応したブルーレイディスクおよびDVDの動画再生・データ保存ソフト付きなので、すぐに動画の再生やデータの保存を行えます。(※)また、USB-Type-C(TM)とUSB-Aの両方のUSBケーブルが付属しているので、変換アダプタ不要でさまざまな機器と接続できる点も特長です。
※UHD BD再生には、別途UHD BD対応の再生ソフトやパソコン、ディスプレイが必要になります。

Windows対応 外付け Type-C USB-A 動画再生 動画編集 データ保存 ソフト付き ポータブル ブルーレイドライブ

大容量メディアであるBDXLや、耐久性に優れるM-DISCへの書き込みに対応した外付けポータブルブルーレイドライブです。Windows 11/10に対応したブルーレイディスクおよびDVDの動画再生・編集・データ保存ソフトを付属しているので、オリジナルの動画を作ることもできます。データの読み込みや書き込み、動画編集など、幅広い用途で使えるのが特長です。

Mac対応 外付け Type-C ポータブル ブルーレイドライブ

ドライブ非搭載のMacパソコンに対応した外付けポータブルブルーレイドライブです。本体カラーにはMacパソコンともよくなじむシルバーグレーを採用しています。macOS標準アプリを使って、市販DVDの再生や音楽CDの再生・取り込み、ソフトのインストール、データのバックアップなどを行うことが可能です。Macだけでなく、USB-Type-C(TM)コネクタを搭載しているWindowsパソコンでも使用できます。

外付け Type-C USB-A ポータブル ブルーレイドライブ

BDXL規格やM-DISCにも対応している外付けポータブルブルーレイドライブです。USB-Type-C(TM)とUSB-Aの2種類のUSBケーブルが付属しているので、さまざまな機器と接続できます。UHD BDの再生に対応したブルーレイドライブを採用しており、対応するパソコンやディスプレイ、再生ソフトがあれば、4K映像を楽しむことも可能です。

おわりに 2つは保存したいデータによって使い分けるのがおすすめ

ブルーレイディスクとDVDの大きな違いは、記録容量や映像・音声データの品質です。ブルーレイディスクの方が保存できるデータの量が多く、映像や音声を高品質な状態で保存できます。

ただし、ブルーレイディスクはDVDプレーヤーでは再生できません。DVDは対応している機器が多いため、汎用性に優れています。形状こそとても似ていますが、それぞれメリット・デメリットは異なります。用途に応じて、ブルーレイディスクとDVDを使い分けるのがおすすめです。

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