BDの再生はポータブルブルーレイドライブがおすすめ!製品選びの4つのポイント

近年は、光学ディスクの再生に必要なドライブを搭載していないパソコンが、ノート・デスクトップを問わず増えています。市販のブルーレイディスク(BD)を再生したい、パソコン内のデータをディスクにバックアップしたいという方は、外付けのポータブルブルーレイドライブを活用するのがおすすめです。ここでは、ブルーレイを使うために用意しておきたい、ポータブルブルーレイドライブの選び方をご紹介します。
目次
ブルーレイディスクを使うならポータブルドライブがおすすめ!
ブルーレイディスクは、同じ光学ディスクであるDVDよりも画質や音質、記録容量などに優れているのが特長です。高品質な映像や音声を楽しんだり、たくさんのデータを記録したりできる反面、使うにはブルーレイディスク対応のドライブやレコーダーが必要になります。
ブルーレイレコーダーはテレビにつないで映像視聴をする用途では便利ですが、外付けドライブのように持ち運ぶことは難しく、使う場所などは限られてしまいます。一方で、ドライブは別途再生ソフトが必要になるものの、パソコンに接続して映像視聴や動画編集、データのバックアップなど、さまざまな用途で活用できて便利です。ドライブには複数の種類がありますが、パソコンに外付けしたい方は、コンパクトで取り扱いやすいポータブルブルーレイドライブの用意をおすすめします。
ポータブルブルーレイドライブ選びの4つのポイント
ポータブルブルーレイドライブを購入しても、使用するディスクの種類や接続する機器によっては、データを読み取れない可能性があります。事前に、以下の4点を確認しておきましょう。
対応している規格
ブルーレイディスクは、BD-ROMやBD-Rといった複数の規格に分けられます。ドライブがどの規格に対応しているのか、事前に確認しておきましょう。代表的なディスクの規格としては、以下が挙げられます。
・BD-ROM:データを書き込みできない再生専用の規格 ・BD-R:一度だけデータの書き込みが可能な規格 ・BD-RE:繰り返しのデータ書き込みに対応した規格 ・Ultra HD:4Kに対応した再生専用の規格 データの書き込みに対応しているBD-RやBD-REは、書き込めるデータ容量にも注意が必要です。データ容量は、片面1層の25GB、2層(DL)の50GB、3層(XL)の100GB、4層(XL)の128GBに分けられます。たくさんのデータを保存したい方は、大容量規格に対応したドライブを用意すると安心です。
再生ソフトの有無
ドライブをパソコンに接続するだけでは、ブルーレイディスクは再生できません。映像の視聴には、ブルーレイ対応の再生ソフトが必要です。
ブルーレイドライブに再生ソフトが付属しているか、パソコンにあらかじめインストールされているかどうかの2点を確認しておきましょう。パソコンにプリインストールされておらず、ドライブにも再生ソフトが付属していない場合は、別途再生ソフトを用意する必要があります。
USBの規格
データの書き込み速度を左右する、USBの規格もポイントです。USBの規格にはUSB 5Gbps(USB 3.0)やUSB 2.0といった種類があり、後ろに書かれた数字が大きいほどデータ転送速度や給電能力に優れています。USB 2.0規格のポートに外付けドライブを接続すると、電力不足になることがあるので注意してください。
併せて、USBケーブルの端子形状の確認も欠かせません。形状はUSB-AとUSB-Type-C(TM)の2種類に分けられます。最新のパソコンはUSB-Aポートがない、数が少ないといったこともあるため、USB-Type-C(TM)ケーブルを備えたものを選ぶと便利です。ケーブル周りが乱雑になるのを防ぎたい方は、接続した機器からの給電で駆動するUSBバスパワーに対応しているかどうかを確認することもおすすめします。
対応するOS
使用している機器のOSに、ポータブルブルーレイドライブが対応しているかどうかもポイントです。Windowsは対応しているドライブが多い一方で、他のOSでは一部のドライブを使用できないケースも考えられます。MacBookなどにドライブを接続して使いたい方は、macOSに対応しているか、どのOSバージョンに対応しているかなども確かめておくと安心です。
持ち運びにもおすすめ! ロジテックのポータブルブルーレイドライブ
ここからは、持ち運びにも便利な、ロジテックのコンパクトなポータブルブルーレイドライブをご紹介します。いずれもUSBバスパワーに対応しているため、コンパクトに接続できるのが特長です。ブルーレイドライブの購入を検討している方は、ぜひご確認ください。
ポータブル ブルーレイドライブ Type-C USB-A対応 動画再生 データ保存 ソフト付き
大容量規格のBDXLや、経年劣化に強いM-Discへの書き込みに対応した外付けポータブルブルーレイドライブです。Windows対応の動画再生・データ保存ソフトが付属しているので、別途ソフトを用意する必要はありません。(※)また、USB-Type-C(TM)とUSB-Aの両方のUSBケーブルが付属していて、変換アダプターを使わずにさまざまな機器と接続できます。
※4K映像(UHD BD)の再生には、別途対応する再生ソフトやパソコン、ディスプレイが必要です。
Windows対応 外付け Type-C USB-A 動画再生 動画編集 データ保存 ソフト付き ポータブル ブルーレイドライブ
BDXLやM-Disc への書き込みにも対応した外付けポータブルブルーレイドライブです。Windows 11/10対応の動画再生・編集・データ保存ソフトが付属しています。オリジナル動画の制作など、幅広い用途で活用できるのが特長です。
Mac対応 外付け Type-C ポータブル ブルーレイドライブ
本体カラーにMacとなじみやすいシルバーグレーを採用した、Macパソコン対応の外付けポータブルブルーレイドライブです。macOSの標準アプリで、市販DVDの再生や音楽CDの再生・取り込み、ソフトのインストール、データのバックアップなどを行えます。Macだけでなく、USB-Type-C(TM)コネクタを搭載しているWindowsパソコンでも使用できます。Mac・Windowsともに専用ソフトは付属していないため、用途に合わせて別途ご用意ください。
Windows対応 外付け Type-C USB-A ポータブル ブルーレイドライブ
BDXLやM-Disc への書き込みに対応した、外付けポータブルブルーレイドライブです。USB-Type-C(TM)とUSB-Aの両方のUSBケーブルが付属しているので、幅広いパソコンに接続できます。