CD音源をスマホに取り込みたい!スマホで音楽を聴く方法と取り込み方を解説

多くの機能があり便利に使えるスマホは、音楽プレーヤーとしても役立ちます。スマホに音楽データを入れておけば、Bluetooth機能やUSBケーブルを利用して、スピーカーで再生したり車内でカーオーディオに接続して音楽を楽しんだりと、オーディオコンポのように活用することも可能です。では、スマホで音楽を楽しむためには、どのような方法があるのでしょうか。この記事では、スマホで音楽を聴く方法ごとの特長や、CDからスマホに音楽データを取り込む方法をご紹介します。
※この記事は2022/10/3に再編集しました。
目次
スマホで音楽を聴く方法
スマホを使って音楽を聴くには、いくつかの方法があります。ここでは、一般的な方法を3つご紹介します。
サブスクリプションサービスを利用する
近年増えてきている「YouTube Music」や「AWA」、「Spotify」、「Apple Music」などの音楽配信を行うサブスクリプション(定額課金)サービスを利用する方法です。そのなかでも、音楽再生時間や使える機能に制限のある無料版を設けているものや、ストリーミング配信による再生や音楽データのダウンロードによるオフライン再生が可能なものなど、サービス内容によって利用方法は異なります。
使い勝手や利用料金に加えて、配信楽曲数や聴きたいアーティストの楽曲配信を行っているかどうかなど、さまざまな条件を踏まえて音楽アプリを選ぶと良いでしょう。ただし、解約した場合は音楽を聴けなくなる点や、サービスを使う頻度が少なくてもプランに加入している間は料金がかかる点などに注意が必要です。
音楽配信サイトで購入・ダウンロードする
「iTunes Store」などの音楽配信サイトで音楽データを購入し、ダウンロードする方法もあります。配信サイトではアルバム単位ではなく1曲から購入できるのが一般的で、ハイレゾ音源のように高音質なファイル形式に対応している楽曲も多いです。
CD音源を取り込む
手持ちのCDから、直接スマホに楽曲ファイルを取り込むこともできます。基本的には、パソコンに保存したCD内の楽曲ファイルをスマホに取り込む作業が必要になりますが、たくさんのCDを所有している方にはこの方法がおすすめです。
CD音源をWindowsパソコンからスマホに取り込む方法
前述したスマホで音楽を聴く方法のなかでも、CD音源をスマホに取り込むためにはどのような手順が必要なのでしょうか。ここでは、CD音源をWindowsパソコンからスマホに取り込む方法を、Androidの場合とiPhoneの場合に分けてご説明します。
Androidの場合
Androidスマホを使っていて、光学ドライブ搭載のWindowsパソコンを持っている場合は、比較的簡単に音楽データを取り込めます。光学ドライブ搭載のWindowsパソコンを使用するCDデータの取り込み方は、以下の通りです。
【WindowsパソコンでCDのデータをAndroidスマホに取り込む方法】
- パソコンの光学ドライブにCDをセットする
- 「スタートボタン」→「Windowsアクセサリ」→「Windows Media Player」の順にクリックする
- 「Windows Media Player」が起動すると、インターネット接続がある場合は、自動的に挿したアルバムのアルバム名や曲名などの情報が表示される
- 「整理」→「オプション」→「音楽の取り込み」の順にクリックして、「取り込みの設定」でファイルの保存形式を選択する
- 取り込みたい曲にチェックが入っていることを確認したら、「CDの取り込み」をクリックする
- 取り込みが終わったら、AndroidスマホとパソコンをUSBケーブルで接続する
- Androidスマホの接続が認識されたら、パソコンの「エクスプローラー」画面を開いて取り込んだ楽曲ファイルを選択し、Androidスマホ内の「Music」フォルダへコピーして完了。「Music」フォルダがない場合は、自分でフォルダを作成してコピーを行う
ファイルの保存形式にはいくつか種類がありますが、.mp3や.mp4などが一般的です。転送した音楽は、Androidスマホ用の音楽再生アプリから聴くことができます。
iPhoneの場合
iPhoneに光学ドライブ搭載のWindowsパソコンから音楽を取り込む場合は、iTunesをあらかじめダウンロードしておく必要があります。
【WindowsパソコンでCDのデータをiPhoneに取り込む方法】
- パソコンにiTunesをダウンロードする
- iTunesを起動し、パソコンにCDをセットすると「iTunesライブラリにインポートしますか?」というメッセージが表示されるので、「はい」を選択する
- インターネット接続がある場合は、取り込みが終わると音楽データがライブラリに追加されるので、全曲追加できたらiPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続する
- iPhoneとiTunesの音楽データを同期すると、新たに取り込んだ楽曲のデータがiPhone内にコピーされる
Macからスマホに取り込むにはどうする?
近年発売されているMacBookのほとんどは、光学ドライブを搭載していません。事前にMac対応の外付け光学ドライブを用意しておきましょう。
【MacからスマホにCDを取り込む手順】
- USBケーブルでMacと外付け光学ドライブを接続し、CDをセットする
- 「ミュージック」アプリを立ち上げ、画面の指示に沿ってCDを取り込む
- MacとスマホをUSBケーブルで接続し、取り込んだ音楽ファイルを転送する
データの転送方法は、使用しているスマホのOSによって異なります。iPhoneの場合は、Macで「Finder」を開いて接続しているiPhoneを選択しましょう。その後「ミュージック」タブを開いたら、「ミュージックを○○のiPhoneと同期」にチェックを入れ、同期したい曲を選択して「適用」をクリックすると、自動で同期が始まります。
一方、Androidスマホの場合は、そのままだと接続してもパソコンに認識されず、データを転送できません。そのため、事前に「Android File Transfer」をMacにインストールしておく必要があります。上記の方法でMacへのCDの取り込みが終わったらAndroidスマホを接続し、「Android File Transfer」上で取り込みたいファイルをドラッグ&ドロップして転送を行いましょう。
パソコンがない場合はスマホ対応のCDドライブを使うのがおすすめ
パソコンを持っていない場合は、スマホに対応したCDドライブを利用して音楽をスマホに取り込むのがおすすめです。スマホ対応のCDドライブなら、USB接続やWi-Fi接続(ワイヤレス)で、パソコンを使わず直接スマホに音楽データを取り込めます。
ロジテックでは、AndroidスマホとUSBケーブルで接続してデータの取り込みができるCDドライブや、ワイヤレスでAndroidスマホやiPhoneに接続できるCDドライブを取り扱っています。音質は5種類から設定できるため、高音質で音楽を聴いたり、容量を抑えて保存領域を節約したりと、用途に応じて変更可能です。また、CDドライブを別途パソコンにUSBケーブルで接続することで、外付けCD/DVDドライブとしても使用できます。
なお、スマホに音楽を取り込んだり再生したりする際には専用のアプリを使用するため、あらかじめインストールしておきましょう。