AndroidSDカードの選び方や使い方は?おすすめの製品もご紹介

Android端末のスマホやタブレットを使用していると、本体に保存するデータが増えていき、機器自体の動作にも影響を与えてしまうことがあります。このような容量不足に悩む前に、SDカードを活用するのがおすすめです。Android端末は外部記憶用のSDカードスロットを備えているため、SDカードを使用することでデータの保存容量を増やしたり、バックアップを取ったりすることが可能になります。この記事では、Android用SDカードの選び方や使い方についてご紹介します。
目次
Android用SDカードの選び方
SDカードは多くのメーカーから発売されているため、どれを選べば良いのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。ここでは、Android用SDカードの基本的な選び方をご紹介します。
SDカードの形状や大きさに注意
SDカードには「SD」「miniSD」「microSD」と、大きさによって3種類に分けられます。Androidスマホで使用できるもののほとんどは「microSDカード」と呼ばれる小型のタイプです。スマホよりも大きなタブレットの場合、一番大きいサイズの「SDメモリーカード」を使用する機種もあります。
ただし、AndroidスマホにもSDカードを使えない機種があるため、事前に必ずSDカードに対応している機種かどうかを確認しておきましょう。
SDカードの容量を確認する
microSDカードは、容量に応じて3つの規格に分けられます。スマホやタブレットが対応している規格は製品によって異なるため、こちらも事前に確認しておく必要があります。
SDカードの容量は、本体の内蔵ストレージの容量や用途に合わせて選ぶことが基本ですが、一般的にSDカードの容量は16〜32GB程度以上あるものがおすすめです。動画や音楽など、比較的容量の大きいデータを沢山保存したい方の場合、64GB以上など大容量のSDカードを選ぶと便利です。4K動画など高画質で大容量のデータを保存する場合は、容量だけでなく転送速度にも注意して選びましょう。
AndroidスマホでのSDカードの使い方
ここではAndroidスマホを例に挙げ、実際にSDカードを使う方法についてご紹介します。
SDカードをAndroidスマホに挿入する
初めに、AndroidスマホにSDカードを挿入します。SDカードスロットの位置はスマホによって異なるため、事前に確認が必要です。
Android端末の機種によっては、SDカードを「内部ストレージとして使用」するか、「外部ストレージとして使用」するかを選択できます。内部ストレージとして使用する場合、アプリなど大容量のデータも保存可能になりますが、他の端末で使用する際には再度フォーマットしなければならないため、注意が必要です。
データの保存先をSDカードに設定する場合
カメラアプリなどの一部アプリでは、アプリの設定から保存先としてSDカードを指定できます。カメラ/写真アプリの設定画面で保存先を「SDカード」にすれば、撮った写真の画像データが自動的にSDカードに保存されるので便利です。
データを本体から移動させる場合
本体に保存されているデータをSDカードに移す場合は、「ファイルマネージャー」などの名称が付けられたファイル管理用アプリを活用すると簡単です。
ファイル管理アプリで本体内のデータを表示させ、移動させたいデータのアイコンなどを長押しして選択します。ファイルを選択したら、「移動」などのアイコンをタップして移動を実行しましょう。
細かい手順やアイコンの名称などはスマホの機種やアプリによって異なるため、よく確認してから行ってください。
SDカードを使う際の注意点
簡単に端末の大容量化を図れて便利なSDカードですが、注意したいポイントもあります。ここでは、それらの注意点を確認しましょう。
SDカードに移動できないデータがある
基本的に、SDカードに移動できるデータは文書や音楽、画像、動画などのファイルです。アプリなどの一部データはSDカードに移動できない可能性があります。そのようなアプリをSDカードに移したい場合は、事前にSDカードを内蔵ストレージとして認識させなければいけません。
大量のデータは何回かに分けて移動する
大容量のデータや数多くのデータを一度に移動させようとすると、うまく実行できない場合があります。そのような場合は、複数回に分けて少しずつ移動させましょう。