ゲーミングマウスでゲームをより楽しもう!選び方のポイントをご紹介

ゲームをハイレベルでプレイしたい場合に用意しておきたいアイテムのひとつが「ゲーミングマウス」です。ゲーミングマウスには豊富な種類があり、それぞれ性能も異なります。自身に必要な機能を見定めることが、ゲーミングマウスを使いこなすためには重要です。ここでは、最適なゲーミングマウスを選ぶ際のポイントをご紹介します。
目次
ゲームを快適にプレイするならゲーミングマウスを用意しよう
ゲーミングマウスとは、ゲームを快適にプレイできるように作られたマウスのことです。一般的なマウスよりも、クリックの反応速度が速い・ボタンの数が多い・手に馴染む形状で疲れづらい・優れた耐久性を持つなど、ゲームプレイに特化した特徴を持っています。
また、マウスの感度や各ボタンに割り振られた機能などを自分好みにカスタマイズできる点も、ゲーミングマウスの大きな特徴です。
ゲーミングマウスの選び方
自身にぴったり合うゲーミングマウスを選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。性能や用途、遊ぶゲームの種類など、ゲーミングマウスの選び方のポイントをご紹介します。
接続方法は有線か無線か
ゲーミングマウスの接続方法は、USBケーブルを使って接続する有線タイプと、Bluetoothなどでワイヤレスに接続する無線タイプの2種類です。
有線マウスは、USBバスパワーによって電力供給されるため電池切れを起こさず、入力遅延の心配もなく動作が安定します。バッテリーや乾電池が不要なので、軽量な製品が多い点も特徴です。
無線マウスは、マウス操作の際にケーブルが邪魔にならない点が大きな魅力です。また、以前は有線に比べて入力遅延が起こりやすいとされていましたが、近年は入力遅延がほとんど発生しない製品も多く販売されています。
レポートレートやDPI
ゲーミングマウスを選ぶ際は、マウスの反応速度やポインター速度なども重要なポイントです。ゲーミングマウスの製品説明欄などに記載されている、「レポートレート」と「DPI」を確認しておきましょう。
レポートレートとは、マウスの操作情報が1秒につき何回パソコンへ送られるかを表す数値です。Hz(ヘルツ)という単位で表し、数値が高いほど入力した情報が速くパソコンに伝わります。数値が高すぎると手の動きが反映されすぎてしまい、マウス操作がブレやすくなるため、切り替えできるかどうかを確認すると良いでしょう。
DPIは「Dots Per Inch」の略で、マウスを1インチ動かす際にパソコン上のマウスカーソルが何ドット動くかを表します。DPIが大きい製品は素早い操作が必要なゲームに、DPIが小さな製品は正確な操作が求められるゲームに向いています。
レポートレートとDPIを好みに応じて調節できる製品を選べば、さまざまなゲームに対応できて便利です。
マウスの重さや持ちやすさ
マウスは手に持って操作する機器なので、重さや持ちやすさも確認しておく必要があります。軽量なマウスは素早く動かせるので、操作が快適です。一方で重たいマウスは安定性に優れ、細かな操作が行いやすくなります。プレイするゲームなどに応じて軽くしたり重くしたりしたい方は、本体にウェイトを搭載して重量を調整できる製品を選ぶと良いでしょう。
マウスを指先だけで持って操作する場合は小さく軽量なものを、手のひら全体をかぶせるように持つ場合は手の大きさにフィットするものを選ぶなど、持ち方も踏まえて形状を選ぶことをおすすめします。
ボタンの数と配置
一般的なマウスよりもボタンの数が多い点も、ゲーミングマウスの特徴です。使い方や用途に合わせて、マウスがボタンをいくつ備えているか確認しておくと良いでしょう。ボタンの数が多いものなら、ゲーム操作の多くを片手で行うことが可能になります。
また、ボタンの配置はマウスの種類によって異なるため、より快適にゲームをプレイするために、使いやすい位置にボタンが配置されているかどうかを確認しておくのもポイントです。
プレイするゲームジャンルに合うかどうか
ゲーミングマウスは、自身が頻繁にプレイするゲームジャンルに合わせて選ぶようにしましょう。ジャンル別におすすめのゲーミングマウスとしては、次のような特徴が挙げられます。
【FPSやTPSがメインの場合】
FPS(First Person Shooter:一人称視点シューティングゲーム)やTPS(Third Person Shooter:三人称視点シューティングゲーム)のようなシューティングゲームがメインの場合、マウス感度やカーソルの移動速度に優れた製品が適しています。加えてレポートレートやDPIが変更可能で、マウス操作時にセンサーがどれくらいの速度まで認識できるかを示すIPSが高いものなら、どのような状況にも対応できるでしょう。
【MMOやRTSがメインの場合】
キーボード操作が多くなるMMO(Massively Multiplayer Online:多人数参加型のオンラインゲーム)やRTS(Real Time Strategy:状況変化に対応する戦略ゲーム)は、ボタンの数が多いマウスを使うのがおすすめです。各ボタンに使用頻度の高い操作をショートカット登録できる「マクロ機能」が搭載されていれば、キーボード操作を減らして効率的なプレイが可能になります。
複数機器で使う場合はオンボードメモリも確認しよう
複数台のパソコンやPS4®・PS5®でも同じマウスを使いたいときは、オンボードメモリ機能が搭載されているかどうかを確認しましょう。オンボードメモリに対応している製品なら、DPIやボタンの設定などをマウス自体が記憶します。複数の端末でマウスを使用する場合も、同じ操作環境でマウスを使用できるため、設定の手間がかからず便利です。