タブレットが充電できない!考えられる原因と試したい対処法

タブレットを使用していると、「急に充電できなくなった」「ケーブルを挿し込んでも充電されない」など突然の充電トラブルに遭うことがあります。そのような事態に見舞われた際には、どう対処すれば良いのでしょうか。この記事では、タブレットが充電できない時に考えられる原因と、対処法の一例をご紹介します。
目次
タブレットが充電できない場合に考えられる原因
タブレットが充電できない場合は、具体的にどのような原因があるのでしょうか。考えられる原因をいくつかご紹介します。
ケーブルとの接触不良
充電用のケーブルが適切にタブレットに挿し込まれていないと、充電は行われません。ケーブルとタブレットがしっかり接続されているか、コンセントにプラグが正しく挿し込まれているかなど、接触不良が起こっていないかを最初に確認してみましょう。
本体の故障
タブレット本体が故障していたり、バッテリーが劣化していたりするのも、タブレットが充電できない原因のひとつです。タブレット内部の損傷やバッテリーの劣化が考えられる場合は、基本的にはメーカー修理に出す必要があります。
タブレットが充電されない時の対処法
本体の故障が考えられないにもかかわらず、タブレットが充電されない場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。正常に使用できるタブレットで、充電ができない場合の対処法をご紹介します。
充電用のケーブルを交換してみる
充電ケーブルの内部が断線していたり、差込口が汚れて接触不良を起こしていたりすると、正常に充電できません。純正ではないケーブルを使用している場合は、OSのバージョンアップによって使用できなくなるケースも考えられます。
充電用のUSBケーブルをいくつか持っている方は、他のケーブルを使って充電できるか試してみると良いでしょう。また、タブレットにmicroUSBケーブルが採用されている場合は、端子部が壊れやすいので充電中に動かさないことが大切です。
充電元を変更してみる
タブレットには、バッテリーの過電流を防ぐために保護機能が搭載されています。ACアダプタなどの充電器ではなく、パソコンのUSBポートに接続すると充電できる場合もあるため、試してみると良いでしょう。
逆に、パソコンから充電を行っていた場合は、純正のACアダプタとケーブルを使用することで、充電できる可能性があります。
タスクキルを行う
タブレットで消費される電力が充電量を上回っている場合、充電が正常に行われていてもバッテリー残量は増えません。バックグラウンドで動作中のアプリをタスクキルして終了させる、画面の明るさを下げる、Bluetooth接続をオフにするなど、消費電力を抑えてみましょう。
タブレットを再起動してみる
タブレットが何らかの原因でフリーズしていると、充電を行えないことがあります。画面が固まって動かないなどフリーズが疑われる場合は、本体の再起動を行いましょう。
また、何らかのアプリを新しくインストールしてからフリーズが起こるようになっているのであれば、該当のアプリをアンインストールすると解決する可能性も考えられます。
アプリの問題か判断が難しいのであれば、出荷時とほぼ同じ状態で起動する「セーフモード」を試してみてください。セーフモードでタブレットが問題なく起動する場合は、アプリがフリーズの原因である可能性があります。
OSを最新バージョンにアップデートする
OSの不具合が原因で、充電が正常に行われていないケースも考えられます。OSのバージョンアップで解決する可能性があるので、最新バージョンにアップデートされているか確認してみましょう。
バッテリーを交換する
タブレットを長期間使用している場合、本体の内蔵バッテリーが消耗しているケースも考えられます。充電速度が遅い、バッテリーの減りが早くなったなど、使用中に不具合を感じる場合はバッテリーの交換が必要です。
タブレットのバッテリー交換は、基本的にメーカーにタブレットを預ける必要があります。データが消えてしまうなどの事態に備えて、事前にバックアップを取っておくことが大切です。
長時間タブレットを充電しないのも避けよう
バッテリー残量が0%のままタブレットを放置し続けると、過放電(完全放電)の状態になります。過放電状態のタブレットは、ケーブルを挿し込んでもすぐに充電が始まりません。
過放電が疑われる場合は、充電が始まるまでケーブルを挿したまま様子を見てください。充電開始までは数十分から数時間かかる場合もあります。バッテリーが完全に充電できなくなる恐れもあるので、長期間タブレットを使用しない場合でも、定期的に充電を行うことが大切です。
また、フル充電の状態でさらに充電を続けるのも避けましょう。バッテリー残量が100%の状態で充電を続けると過充電になり、バッテリーの消耗が早まる恐れがあります。