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HDDのデータを完全に消去する方法とは?個人情報漏洩を防ごう

HDDのデータを完全に消去する方法とは?個人情報漏洩を防ごう

HDDやSSDなどパソコンのストレージ上に保存されるローカルファイルを消去する際、どのような方法でデータを削除していますか?「ごみ箱」に一時保管し、改めて「ごみ箱を空にする」のコマンド操作で消すという方が多いでしょう。しかし、ごみ箱を空にするだけではデータは完全に消えず、復元できる状態であることをご存じでしょうか。もし、パソコンの廃棄や誰かに譲ることを検討中なら、データの完全消去が必要です。この記事では、パソコンのHDD上にあるデータを完全に消去する方法についてご紹介します。

HDDのデータの完全消去と通常消去

「ごみ箱を空にする」の作業だけでは、データは完全に消去されません。データが完全に消されず、容易に復元できる状態であれば重要な個人情報を抜き取られたり、機密性の高い情報が漏洩したりするリスクが生じます。つまりHDD上のデータ消去の方法には、二度とデータを復元できない「完全消去」と、見かけ上データが消えているが実は復元可能な「通常消去」の2通りがあるのです。ここでは、実はデータが完全に消えていない「通常消去」についてご説明します。

■ 「ごみ箱を空にする」方法で消去したデータは容易に復元できる

「ごみ箱を空にする」の方法でデータを削除すれば、見かけ上はファイルがどこにも見当たらなくなるので「完全に削除できた」と思いがちです。しかし実際にはHDDの記憶媒体にデータの記録が残ったままなので、「データ復元ソフト」を用いることで簡単にデータ復元できてしまいます。

■ 「フォーマット機能」や「リカバリー機能」で削除されたデータも復元可能

ごみ箱を空にする消去方法のほか、「フォーマット」や「リカバリー」の機能でもHDD上のデータ消去が可能です。フォーマットとはHDDを初期化することで、リカバリーとはOSおよびHDDを購入時の状態に戻すことを指します。いずれの方法でもHDD上のファイルなどは見かけ上消去されますが、HDDにある記憶演算子という部分にはデータの記憶が残った状態です。つまり「ごみ箱を空にする」の方法と同様、完全に消去されたわけではありません。復元ソフトを利用したり、専門業者に依頼したりすればデータを復元できてしまうのです。

HDDのデータを完全に消去するには

前の項目で述べたデータ消去の方法では、データは復元できてしまうことが分かりました。ここでは、データを二度と復元させない「完全消去」をおこなうための方法についてご紹介します。

■ 物理的にHDDを破壊する

パソコンからHDDを取り出し、円盤状の部分(プラッター)をハンマーで叩いて割るなど、物理的に破壊する方法です。とても原始的ですが、ディスクが二度と読み込めなくなるため確実なデータ消去が可能です。ただしプラッターを完全に破壊できないと、復元され情報が漏れる可能性もあります。HDDをパソコンから取り外せれば誰にでもできてお金もかからない方法ですが、ディスクを割ることでガラス破片が飛散してケガをするリスクもあります。また、HDDがない状態ではパソコンを再度使用したり誰かに譲ったりすることができない点もデメリットです。

■ 強磁気を当ててHDDの内部を破壊する

HDDのデータ保存や読み込みがされる部分である「記憶演算子」に、非常に強い磁気を当てることで内部を破壊する方法です。この作業は個人レベルでは実行できないため、強磁気を当てる機器を持つ専門業者に依頼してデータ消去をしてもらいましょう。信頼できる専門業者を選べば、データの完全消去をほぼ確実に実行できます。

■ データ消去ソフトを利用する

専用のソフトを用いてHDD上のデータを完全消去する方法もあり、フリー(無料)ソフトや有料ソフトなど、個人でも入手できるさまざまなソフトが出回っています。この方法ではHDD上に無意味なデータを上書きし、元のデータを読み取れなくすることで完全消去を実現するのです。最近では、パソコン購入時にデータ消去ソフトがインストールされている場合もあるため、お手持ちのパソコンに専用ソフトが入っていれば活用するのもよいでしょう。HDDを壊さず引き続き利用できる状態でデータを完全消去できるため、パソコン本体の転売や譲渡を考えている場合はもっとも都合のよい方法といえます。ただしこの方法には注意点もあり、まず起動自体ができないパソコンの場合はソフトを稼働させられないため処理できません。また、個々のソフトにより消去の精度が異なり、データを消去しても専門業者によって復元されてしまう可能性もあります。

■ ツールを使う(WindowsOSの場合)

WindowsOSの場合には、「cipher.exe」という、コマンドプロンプト上で用いるツールによってデータの完全消去をおこなう方法もあります。これは、NTFS(WindowsOSでファイルやディレクトリを管理するシステム)の暗号化機能を制御するツールです。このツールには「ディスクワイプ」というデータ消去に関するオプションが設けられており、ディスクの容量いっぱいまで特定のパターンのデータを3回書き込み、最終的にそのデータを削除するという手順で完全消去の処理を実行します。ただし完全消去の実行を確認する手段がない点や、作業自体に時間がかかることなど、難点も複数ある方法です。

まとめ HDDのデータを完全消去して個人情報をしっかり守ろう

パソコンにはさまざまなID・パスワードをはじめ、クレジットカード関連の情報やネットバンクの認証情報など、重要なデータや個人情報が多く入っているものです。お手元に使用しないパソコンがあり廃棄や譲渡を考えているなら、HDDのデータが復元できないよう完全消去を徹底し、大切な情報が外部に漏れることのないように心がけましょう。

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