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SSDの書き込み速度が遅い!その原因と対処法とは?

SSDのメリットって何?M.2やHDDとの違いについても解説

SSDはフラッシュメモリを利用した大容量の記憶媒体です。データの処理速度が非常に速く、HDDと比べ高速にデータの読み書きが行えるのが特徴です。しかし、処理速度が速いSSDも使用期間や設定の状態などで書き込み速度が遅くなってしまうことがあります。
この記事では、SSDの書き込み速度が遅くなってしまう理由とその解決方法をご紹介します。「速さに魅力を感じてSSDを導入したのに、最近処理速度が遅くなった気がする」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

SSDの書き込み速度が遅い主な原因

SSDの書き込み速度が遅くなってしまう原因はいくつか考えられます。ここではなぜSSDの処理速度が低下してしまうのか、その理由についてご紹介します。

■ SSDの空き容量不足

まず考えられるのが、単純に使用期間が長くなるにつれて空き容量が足りなくなることで処理が遅くなっている可能性です。データを書き込む際にどんどん上書きしていけるHDDと異なり、SSDでは「古いデータを消去してから、新たなデータを書き込む」という作業が構造上必要になるため、データの書き込みに関しては読み込みほど高速ではありません。このため、書き込みデータの累積総量がSSDの記憶容量を超えるタイミング辺りで、書き込み速度が徐々に低下していくのです。

■ SSDがSATA2ポートに接続されている

自作PCや、SSDを換装したことがあるデスクトップPCなどを使用している場合に考えられる原因がSSDの接続ミスです。「SATA(シリアルATA)」とは、SSDとパソコンのマザーボードを接続するインターフェイスの1つです。SATAにはバージョンがあり現在主流となっているのは「SATA3」で、1つ古いバージョンの「SATA2」と転送速度を比較すると、「SATA3」は約2倍速いといわれています。「SATA3」に対応したSSDを使用していても、インターフェイスの規格が旧バージョンであれば性能を発揮することができません。もしこれが原因で速度低下がみられる場合には、接続を見直すことで改善が可能です。

■ パーティションアライメントの調整不良

SSDの初期化の際に、Windowsのインストーラを使っていないなどの理由でパーティション開始位置が正しく設定されていないと、書き込み速度が低下してしまうことがあります。SSDでは「4,096バイト」単位で書き込みをするため、パーティション開始位置は「4,096の倍数」であることが最適とされています。このパーティション開始位置が適正値からずれてしまっていると、書き込みに多くの時間を要することになるのです。

■ IDEモードになっている

OSをインストールした際に、記憶媒体を接続するインターフェイスの規格が「IDEモード」になっていると、処理速度が低くなってしまいます。IDEとはSATAが普及する以前に採用されていたインターフェイス規格で、本来は互換性がありません。「IDEモード」でもSSDを利用すること自体は可能ですが、機能を完全に利用することはできず速度は上がりません。

SSDのデータ復旧は難しい?

SSDは小型ながら複雑な仕組みで動作しており、データの復旧が難しいメディアといわれています。精密性の高さはデータ復旧作業の難易度が上がることにもつながるため、基本的には「SSDのデータが読めなくなったら、復旧は簡単ではない」と考えておきましょう。

SSDの書き込み速度が遅い場合の対処法

上述のようにSSDの処理速度が低下する原因はさまざまで、ひと口に「SSDの処理速度が遅い」といっても、原因によって必要な対処法は変わってくると考えられます。ここでは、SSDの処理速度が低下する理由が前の項目で述べた原因のいずれかであるとわかった場合の対処法について、WindowsPCを例にご紹介します。

■ SSDの空き容量を増やす

SSDの空き容量が不足して速度が低下している場合は、SSDの中のデータを初期化する、いらないデータを削除するなどして空き容量を増やしましょう。画面上から手動でデータを削除するだけではSSDの内部にキャッシュが残ってしまうこともあります。Windows7以降のPCでデータを完全にSSDから消去したい場合は、搭載されている「Trimコマンド」を有効にしましょう。Trimの有効化を設定しておくと、SSDに残った不要なデータのキャッシュがその都度バックグラウンドで完全消去されるため、書き込み速度が向上する可能性があります。
※Trim機能はSSDデバイスがTrim命令に対応したモデル(ファームウェア)であることが必須です。

■ パーティションアライメントを調整する

システム情報の画面から、パーティション開始の数字がSSDに適した「4096の倍数」であるかどうかを確認できます。確認のための手順は、まずWindowsのスタートメニューで「ファイル名を指定して実行」を検索して開き「msinfo32」と入れて「OK」をクリックします。次に「システム情報」のウインドウが開いたら「コンポーネント」、「記憶域」、「ディスク」の順に階層をたどって、項目名「パーティション開始オフセット」の値を確かめましょう。この値が適正でなかった場合、フリーソフトなどを用いてパーティションアライメントをSSDに最適化させることで問題を解決できる場合があります。しかし、フリーソフトの利用にはリスクが生じる可能性もあるため注意が必要です。

■ AHCIモードに変更する

Windowsのスタートメニューで「デバイスマネージャー」を検索して開き、「IDE ATA/ATAPIコントローラー」の項目を見ることで、「AHCIモード」に設定されているかどうか確認ができます。もしこの項目が「IDEモード」だった場合は、AHCIモードに変更すると書き込み速度を上げることができます。

まとめ 書き込み速度が遅い原因を把握して対処しよう

「SSDの書き込み速度が遅くなる」という事態が発生する原因は実にさまざまです。SSDの書き込み速度が遅いと感じた場合、なぜ遅くなったのかをしっかりと把握し、その原因に合った適切な対処を心がけるようにしましょう。




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