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USBメモリの容量はどう選ぶ?USBメモリの容量や購入時の注意点とは

USBメモリの容量はどう選ぶ?USBメモリの容量や、購入時の注意点とは

USBメモリは小型ながら大容量のデータを保管できるため、持ち運びにも便利な記憶媒体です。最近はコンビニエンスストアで販売されていることもあり、思い立った時、手軽に購入することができます。現在、さまざまなデータ容量のUSBメモリが販売されていますが、どれくらいの容量のものを選ぶべきか迷ったことはありませんか。この記事では、USBメモリを購入する際の容量別の選び方や、選ぶ場合の注意点についてご紹介します。

USBメモリの容量はどれくらいあるのか

USBメモリの容量は1GBや2GB、4GBなど容量が少ないものから、128GB、256GB、512GBなど大容量のものまであります。近年では1TBや2TBなど、HDD並みの容量を誇るものまで登場するようになりました。とはいえ、持ち運んで使用するデータの大きさを考えれば、日常的に使うにはそれほど大容量のものが必要になる機会はないでしょう。パソコン内のデータをコピーして保存し持ち歩くなどの一般的な使用の範囲内なら、保存するデータにもよりますが8〜64GB程度の容量があれば十分です。

USBメモリを選ぶ際に気を付けること

USBメモリも他の記憶媒体と同様、容量が大きければ大きいほど、多くのデータやサイズの大きなデータを入れられるため便利ですが、容量でUSBメモリを選ぶ際に気を付けることがあります。

保存するデータで選ぶ

どのようなデータを保存するかによっても、必要な容量は異なります。例として、容量16GBのUSBメモリで約2時間30分の動画が保存できるので、これを目安にUSBメモリの容量を選ぶのもよいでしょう。エクセルやワードで作った書類のような、データサイズの小さなものを保存する場合は4GBや16GBのものでも十分ですが、動画や写真を保存したい場合はさらに大容量のものを選ぶ必要があります。また、メーカーによる差異はありますが、現在は32GBのUSBメモリも安ければ1,000円以下で購入できる場合もあるため、32GBの容量を目安に選ぶのも手です。

コネクタの規格で選ぶ

USBのコネクタ(接続部分)の規格は、WindowsやMacなどのパソコンで使用するUSB TypeAコネクタだけではありません。iPhoneやAndroidなどのスマートフォンに対応する、microUSBコネクタやLightningコネクタ、USB TypeCコネクタを搭載しているものも選べます。

主に使用する機器がどんなものであるかも想定し、用途に合ったUSBメモリを選ぶようにしましょう。特に、近年発売されたMacBookなどのパソコンはTypeCポートを採用していることもあるので、購入前に確認が必要です。

microUSBやLightning、TypeCなどさまざまな機器の端子に接続できるよう、変換アダプタを搭載した製品もあります。迷ったり、複数の機器で使用したりしたいときには、そのような製品を選ぶのもおすすめです。

データの転送速度も重要

容量の大きなデータを保存する場合には、USBの規格も確認し転送速度を見て選ぶとよいでしょう。USBメモリを購入する際に、「USB3.0」や「USB3.1」などの規格の製品を選ぶようにすれば、「USB2.0」の製品よりデータ転送を高速で行えます。

その他にもセキュリティー機能を備えていたり、頑丈な作りだったりと、さまざまな機能を持った製品があるので、自身の使い方に合った機能が搭載されているか確認することも必要です。

大容量のUSBメモリを買う際の注意点

USBメモリは小型で持ち運びに便利な半面、落として紛失したり、物理的に破損したりする恐れがあるのが難点です。また、USBメモリ内部のフラッシュメモリは、電源を切ってもデータが保持されることが特徴ですが、経年によって徐々に劣化していくという欠点があります。

データの書き込みや削除を繰り返すことによる劣化はもちろん、使わずに放置していても劣化が進んでしまうため、長期間のデータ保存や重要なデータのバックアップには不向きです。USBメモリは、あくまで一時保存やコピーしたデータを持ち運ぶためのツールと考えて使用するようにしましょう。

おわりに USBメモリの容量は大きければよいというわけではない

安価で持ち運びやすいことがUSBメモリの最大のメリットでしょう。最近では、HDD並みの大容量を誇るUSBメモリも出回り始めていますが、USBメモリの容量は大きければよいというわけではありません。長期保存に向かないUSBメモリに大容量のデータを保存するのはリスクを伴いますし、大容量のUSBメモリはその分、高価になってしまいます。USBメモリを購入する際は、自身の使い方や保存したいデータの種類をよく考えながら、用途に合った容量・規格を選ぶことが大切です。

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