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M.2 SSDとは?M.2のメリットや注意点をご紹介

M.2 SSDとは?M.2のメリットや注意点をご紹介

HDDに代わるストレージとして、PCなどを中心に使用される機会が増えているSSDですが、近年はM.2 SSDと呼ばれる規格のSSDを目にすることが多くなりました。しかし、M.2 SSDは他のSSDとどのように異なっているのでしょうか。この記事ではM.2 SSDについて、そのメリットや注意点をご紹介します。

M.2 SSDとは

M.2とは、コンピュータの拡張カードにおいて接続端子となる規格のことを指し、「エムドットツー」と読みます。接続端子の規格の1つに、ノートPCなどで採用されている「mSATA」がありますが、M.2はその後継として開発された規格です。「M.2 SSD」とは、「M.2規格を接続端子としたSSD」ということになり、本体への接続にはケーブルを用いず、そのままマザーボードへ差し込むスロット方式を採用しています。そのため、M.2 SSDの外観は基板がむき出しになったように見えることが特徴です。またM.2端子はmSATA端子よりも更に小型であるため、SSDそのものや採用する機器本体のコンパクト化・軽量化にも寄与しています。

M.2 SSDのメリット

従来の接続方式「SATA」や「mSATA」などと比較したとき、M.2にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、M.2 SSDが持つメリットについてご紹介します。

■ 従来のSSDより小さい

M.2 SSDは、従来の2.5インチSSDやモバイル型ノートPCに採用されてきたmSATAよりも、更にコンパクトなサイズのSSDです。mSATAはカードのような形状で約30mmの幅がありますが、M.2はスティック状で幅は約22mmと、より小型化されていることがわかります。

小型化が要求されるモバイルノートPCやタブレット端末はもちろんですが、マザーボードのベイを占有しないなどのメリットもあるため、近年はデスクトップPCでM.2 SSDが採用されることも少なくありません。

■ データ転送速度が高速

M.2 SSDのメリットとして、インターフェイス次第でデータ転送速度を向上させられる点も挙げられます。内部インターフェイスにPCIe(PCI Express)を用いて、PCIeを効率よく制御できる「NVMe(NVM Express)」という仕組みを採用したM.2 SSDの最大転送速度は「理論上は40Gbps」と、高速なデータ転送が可能です。

M.2以前の従来規格であったSATA3の転送速度の上限は「理論上は6Gbps」とされているので、M.2を採用することで、理論上においては約7倍も最大転送速度が向上することになります。

なお「NVMe」とは通信最適化のためのプロトコルの一種ですが、同様のプロトコルのなかでもNVMeと比較されがちなものに「AHCI」があります。しかしAHCIはあくまでSATAに最適化された通信プロトコルであるため、採用してもSSDの処理は高速化できません。

M.2 SSDの注意点

新しい規格ということもあり、メリットが多いように見えるM.2ですが、確認するべき点や注意したいポイントもあります。M.2 SSDの購入・導入に際して、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

■ 接続方法が分かれている

M.2 SSDの接続コネクタには下記の2種類があります。M-keyはPCIe接続のみですが、B-key及びB&MkeyはSATAとPCIe接続両方あります。

  • M-key
    PCIeの4レーン接続
  • B-key及びB&Mkey
    SATA接続またはPCIeの2レーン接続

レーンは1本で10Gbpsなので、単純に4レーンの場合は40Gbps、2レーンの場合は20Gbpsとなります。(PCIe3.0の場合)よく製品にPCIe3.0×4のような記載はPCIeのGen3の4レーン接続という意味になります。また、データ転送速度だけでなくコネクタ部分の形状も異なるため、購入時には、自身の使用しているパソコンのマザーボードはどちらのコネクタに対応しているのか確認が必要です。

■ サイズが複数ある

M.2端子の幅は約22mmとご紹介しましたが、製品の奥行きはそれぞれの製品によって差異があります。最も多いサイズは「奥行き80mm」のものですが、ほかにも「奥行き42mm」「奥行き60mm」などのサイズの製品もあるため注意が必要です。もっとも一般的に使用されているものは2280です。

M.2のサイズは「○○2280」などのように表記されることが多いため、そこで見分けることができます。購入の際には、マザーボードのスペースに収まるサイズかどうかを確認するようにしましょう。

■ NVMeモデルは熱にも注意

PCIe接続を使用しNVMeが採用されているM.2 SSDは、非常に高速なデータ転送速度というメリットがありますが、その一方で、温度が高くなりやすいというデメリットがあります。特にM.2 SSDはサイズが小さいため発熱対策が難しく、データの書き込みや読み出しを長時間続けることで、温度が高くなりやすいのです。すると、高温による熱暴走を避けようと、SSDは処理能力を落としてしまうため、データ転送速度が低下してしまう恐れがあります。そのため、M.2 SSDにヒートシンクやファンを付けて冷却するなど、自らで発熱対策を施すことが必要となる場合もあります。

まとめ M.2 SSDの特徴を理解して、SSD選びに役立てましょう

M.2 SSDは接続方式がいくつかあり、種類によって性能や大きさも異なります。「M.2 SSDを選べばデータ転送速度が上がる」とは限らず、適当に選んでしまうと、「性能が上がらなかった」「使用しているマザーボードが対応していない接続方式だった」という事態にも陥りかねません。製品の種類ごとの特徴をしっかり踏まえ、ご自身が求めている要素を実現するための選択を心がけることが大切です。




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