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GIGAスクール構想の実現に向けた補助金はいくら?予算規模や内訳を解説

GIGAスクール構想の実現に向けた補助金はいくら?予算規模や内訳を解説

児童・生徒1人あたりに1台の学習用端末を与え、クラウドなどのICTを教育に活用して子どもの個性に合わせた教育の実現を目指す、文部科学省のGIGAスクール構想。令和元年末からの大規模な取り組みですが、新型コロナウイルス感染症拡大による休校措置を受け、令和2年度補正予算案において整備の前倒しが盛り込まれました。この記事ではGIGAスクール構想にかかる予算規模や、早期実現に向けた補助金の内訳などについて解説します。

GIGAスクール構想にかかる予算規模

GIGAスクール構想とは、教育機関でICT環境を整備して個別に最適化された新たな教育を実現するための施策のことです。令和2年度の補正予算案では、GIGAスクール構想にかかる予算が約2,292億円計上されています。これは文部科学省全体の補正予算の8割ほどと莫大な規模です。

GIGAスクール構想のための予算のなかでも大きな割合を占めているのが、児童・生徒1人あたり1台の学習用端末を整備する計画です。学習用端末の整備は本来、令和5年度を達成目標としていました。しかし、昨今のコロナ禍にともない臨時休校が長期化したことで、計画が前倒しで進められることになったため、予算も多く取られています。

GIGAスクール構想の詳しい概要や、実現に必要な環境整備などについては以下の記事でもご紹介しています。
『GIGAスクール構想って何?ポイントや必要となる環境整備とは』

GIGAスクール構想の実現に向けた補助金

GIGAスクール構想の実現に向けては莫大な予算が組まれており、この予算のなかには、各校における環境整備に向けた補助金も各種用意されています。ここでは、端末やネットワーク環境の整備の支援のために用意されている予算や、補助金制度について詳しくご紹介します。

端末整備支援

児童・生徒1人あたり1台の端末を整備するため、国公立には定額、私立にはその2分の1の費用が支援されることになっています。いずれの支援額も上限は4.5万円です。

これはあくまで端末整備のための支援金であり、消耗品や備品、故障対応用の機器、有償ソフトウェアなどにかかる費用などは支援の対象外となっています。リース契約の場合は、後年度に負担する経費を初年度に一括で4.5万円まで支援するものとはならないため、注意が必要です。

令和2年度の補正予算案では、端末整備の前倒しを目的とした1,951億円の補助金が盛り込まれました。また、視覚や聴覚などに障がいがある児童・生徒に必要な入出力支援装置についても、それらの整備をするための予算が組まれています。

ネットワーク環境の整備

各校の校内ネットワーク環境を整備するため、公立の小・中・高および特別支援学校などを対象として、費用の2分の1が補助されます。支援額には上限が設けられ、1校につき3,000万円までです。対象となる費用の内訳はケーブルやルーターなどですが、無線LANアクセスポイントもネットワーク環境と一体的に整備され、固定設置となる場合は支援の対象に含まれます。

令和2年度の補正予算案においては、学校のネットワーク環境を整備するために71億円の予算が計上されています。校内にWi-Fiを整備するなど、令和元年度の補正予算案では計上していなかった学校ネットワーク環境の整備に関する支援を目的としたものです。こちらも支援の対象は公立の小・中・高および特別支援学校などとされており、費用の2分の1までを支援の対象とします。

GIGAスクール構想の詳しい概要や、実現に必要な環境整備などについては以下の記事でもご紹介しています。
『GIGAスクール構想におけるネットワーク構築のポイントとは?』

家庭でのオンライン学習環境の整備

児童・生徒が帰宅後や休日に行う家庭学習でも、オンラインで学べる環境を整備することを想定した、支援のための予算が設けられています。Wi-Fi環境が整備されていない家庭に貸与するモバイルルーターの整備や、学校で使用するカメラ・マイクなど通信装置の整備が目的です。補正予算案ではモバイルルーターなどの整備に147億円、通信装置の整備に6億円が計上されています。

モバイルルーターについては年収400万円未満の世帯を対象とし、国公立は定額、私立は2分の1が補助され、上限金額はともに1万円です。また、カメラ・マイクなど通信機器の整備費用には、国立が定額、公私立は2分の1まで、上限3.5万円が支援されます。

GIGAスクールサポーターの配置

学校にICT技術者を配置するための経費にも、支援のための予算が組まれています。令和2年度の補正予算案では105億円が計上されており、国立校は定額、公私立校は2分の1まで支援の対象とします。

まとめ 仕様書や予算は十分に確認を

各学校にICT環境を整備するためのGIGAスクール構想において、国は予算を設けてさまざまな補助金を用意しています。GIGAスクール構想に関わる仕様書や予算、補助金などに関する資料はWeb上で公開されているため、どのような準備が必要で補助金がいくら受けられるのかなど、必ず事前に把握しておきましょう。そのうえで、各校がGIGAスクール構想に向けた準備を早急に進めていくことが大切です。




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