10インチタブレットの画面の大きさは何cm?魅力や選び方と合わせてご紹介
ノートパソコンより持ち運びがしやすく、スマホよりも画面が大きくて見やすい、タブレット端末の人気が高まっています。その中でも人気を集めているのが、比較的大画面の10インチタブレットです。タブレットには、7インチなどの小型サイズや11インチを超える大型のモデルもありますが、10インチタブレットにはどのような魅力があるのでしょう。この記事では、10インチタブレットの魅力や選び方のポイントをご紹介します。
目次
10インチタブレットの画面サイズの実寸は何cm?
タブレットの画面(ディスプレイ)サイズは、対角線の長さで表されています。単位はインチで、1インチをcmに換算すると2.54cmです。10インチタブレットの場合は、「液晶画面の対角線の長さが25.4cm」ということになります。
また、タブレットの横・縦の比率(アスペクト比)は、16:9と4:3の2種類が主流です。16:9の10インチタブレットの画面の実際の大きさは横22.1cm:縦12.5cm、4:3の場合は横20.3cm:縦15.2cmです。
10インチタブレットの魅力
10インチのタブレットは、他のサイズのタブレットと比較して、どのような点で人気を集めているのでしょうか。ここでは、10インチタブレットの魅力をご紹介します。
画面が適度に大きく見やすい
10インチタブレットは、画面が大きすぎず小さすぎない適度なサイズです。雑誌など大判の電子書籍を読んだり、動画を視聴したりするのにも適しています。画面の小さいスマホでは見にくかった文字や動画の細部もしっかり見られるため、快適に使用できます。
ノートパソコンのように使うことができる
10インチタブレットは、タブレットとしては画面が大きめで、高性能な製品が多いです。BluetoothやUSBなどで接続してキーボードを取り付ければ、小型のノートパソコンのように使うこともできます。またノートパソコンと較べて小型軽量で持ち運びしやすいため、外出先へ気軽に持ち出せる点も魅力です。
10インチタブレットの選び方
10インチタブレットは、さまざまなメーカーが多くの機種を販売しています。機種によって性能や価格は異なるため、自身の用途に適したものを選ぶことが大切です。ここでは、10インチタブレットを購入する前に確認しておきたい点をご紹介します。
搭載されているOSの種類で選ぶ
タブレットに搭載されるOSで代表的なものは、Google社のAndroid、Apple社のiOS(iPadOS)、Microsoft社のWindowsの3種類です。AndroidOSやiOSはスマホとの互換性が高く、自身のスマホに入っているアプリをタブレットでも使えることが多いです。
一方でWindowsOSのタブレットは、パソコンとの互換性に優れています。ビジネスに欠かせないOfficeソフトなどがそのまま使用でき、キーボードをつなげばノートパソコンとしても活用できるのがメリットです。
通信方式で選ぶ
タブレットの通信方式も、Wi-FiモデルとLTEモデルの2種類に分けられます。Wi-FiモデルはWi-Fiに接続できる環境でのみ使用できます。別途通信料がかからないため、自宅や職場など限定的な環境での利用であれば便利です。
一方LTEモデルは、契約したSIMカードを挿入してインターネット通信を行う方式です。月額の通信料が発生しますが、Wi-Fi環境の有無を問わずインターネットに接続できます。ポケットWi-Fiなどを持っておらず、Wi-Fi環境がない屋外での使用がメインの場合はLTEモデルのタブレットがおすすめです。
メモリ容量を確認する
タブレットに搭載された「メモリ」は、作業時の処理能力に影響する部品です。メモリの容量が多いほど、タブレットの操作性は高くなります。ただしメモリ容量が大きいタブレットほど価格も高くなる傾向にあるため、用途に応じた性能を選ぶ必要があります。
具体的なメモリの目安としては、AndroidOSは最低2GB、WindowsOSなら最低4GBを基準にすると良いでしょう。重いアプリで作業をすることが多い方は、8GB程度のメモリを備えた機種を選ぶのがおすすめです。
保存するデータに応じてストレージ容量を選ぶ
ストレージとは、タブレット内部にあるデータを保存する場所のことです。ネット閲覧などがメインの用途であれば、16GBや32GBなどのストレージ容量でも対応できます。一方、多くのデータを保存する場合や、容量の大きなアプリをダウンロードしたい場合には、ストレージ容量が64GB以上ある大容量のタブレットを選ぶと良いでしょう。または、microSDカードを挿入して容量を追加できるモデルを選ぶのもおすすめです。
周辺機器を使いたい方はインターフェースも確認を
タブレットは単体でも便利に使えますが、周辺機器を接続することでさらに使い勝手が良くなります。たとえば、キーボードを接続して書類を作成したり、モニターに接続して多人数で画像や映像を観たりすることも可能です。
周辺機器を接続する際に使うUSBやHDMIなどのインターフェースは、タブレットによって搭載されている種類が異なります。タブレットを購入する際は、接続できる端子の種類や数も確認しておくと良いでしょう。
防水や防塵などの耐久性も重要
持ち運んで外出先で使用する機会が多い場合は、防水・防塵などの耐久性についても確認しましょう。防水性能や防塵性能に優れるタブレットなら、水濡れやホコリなどが気になる環境でも安心して使うことができます。