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USBポートとは?種類やポート数不足の解消法を徹底解説

パソコンに周辺機器を接続する配線としておなじみの「USBケーブル」ですが、近年はスマートフォンやゲーム機・タブレット端末など、多くの機器や場面で使用されています。しかし、USBの差し込み口にはさまざまな種類があるため、機器を新しく購入した際に手持ちのケーブルが非対応で困ったことがある方や、USB接続を必要とする機器が増えすぎてパソコンの差し込み口だけでは数が足りなくなる経験をした方も多いでしょう。そこで今回は、USBポートの基礎知識や種類について解説しながら、USBポート数が不足した場合の対処法についてもご紹介します。

USBポートとは

USBポートとは、USB端子を備えたケーブルやUSB接続を行う機器のプラグ差し込み口のことです。パソコンやスマートフォン・タブレット端末をはじめ、デジタルカメラやプリンターなどのパソコン周辺機器、テレビ、ゲーム機などのデバイスにも搭載されています。また、近年は自動車に搭載されていたり、スマートフォンの充電用USBポートを備えたリュックが販売されていたりするなど、さまざまな場面で目にするようになりました。1つの機器に備わるUSBポート数は機器の種類や大きさによって異なりますが、基本的にはデスクトップパソコンで2〜6個、ノートパソコンで2〜3個、スマートフォンで1個です。

USBポートの種類

USB端子の規格にさまざまな種類があるように、USBポートにも多くの種類があります。ここでは、パソコンで使用されることが多い代表的なUSBポートの種類についてご紹介します。

USB Type-Aポート

「USB Type-Aポート」は、内側を覗き込んだとき長方形に見える差し込み口が特徴で、パソコンに搭載されている標準的なUSBポートです。外付けHDDやマウスなど、USB Type-A端子を搭載したUSB機器を接続することができます。
なお、USBの規格にはデータ転送速度が異なるUSB2.0とUSB3.0がありますが、ポートや端子部分の色が異なるため、簡単に見分けられるようになっています。USB2.0はポートや端子の内側が白または黒で、USB3.0は内側が青色であることが一般的です。

USB Type-Cポート

高速なデータ転送が行えるUSB3.1にも対応し、差し込む方向を問わずリバーシブルで使用できるUSBポートが「USB Type-Cポート」です。Type-AのUSBポートと比較すると小型で、薄型化・軽量化が進む近年のノートパソコンや、スマートフォン・タブレット端末などのモバイル機器で、Type-Cポートを搭載している製品が増えてきています。

その他のUSBポート

上記以外にも、プリンターのような大型のパソコン周辺機器を中心に使用される「USB Type-Bポート」や、デジタルカメラなどに搭載されることの多い「Mini USB」、少し前のスマートフォンで主流だった「Micro USB」などがあります。それぞれポートの形状が異なるため、機器を使用する際は注意が必要です。

ポート数を増やしたい場合はUSBハブがおすすめ

ノートパソコンや小型のデスクトップパソコンを使用している場合、元々備わっているUSBポートの数が少ないことも多く、ポート数が不足しやすいです。また、最新のデバイスにはUSB Type-Cポートしかない場合もあり、従来のUSB Type-A端子を持つ製品が使えないことも考えられます。そのような場合はUSBハブや変換ケーブルを使用する必要があります。

USBポートにUSBハブを接続することで1つのUSBポートを複数に分岐できるため、より多くの機器の接続が可能です。また「USB Type-CポートをType-Aポートに変更したい」など、差し込み口を既存の端子に合わせたい場合は、USB変換ケーブルを使用することでUSB Type-CポートをフルサイズUSB(Type-A)用に変えられます。

おわりに USBハブを上手に活用してUSB機器を使いこなそう

近年はパソコンに限らず、さまざまな機器の充電・接続にUSBケーブルを使用する機会が増えました。そのため、機器に備わるポートだけでは数が不足してしまうことも多いです。また、MacBookのようにUSB Type-Aポートを備えず、Type-Cポートしか搭載されていないパソコンなども発売され始めているため、USBハブや変換ケーブルの重要性も増しているといえます。「接続したい機器に対してポートの数が足りない」と感じたときにはUSBハブを上手に使うなど柔軟に対処し、USB接続機器を今以上に便利に使いこなしていきましょう。

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