USBポートとは?使い分けにも役立つ種類ごとの特徴を知ろう

パソコンはもちろん、スマートフォンやゲーム機・タブレット端末など、多くの機器や場面で使用されている「USBケーブル」。しかし、USBの差し込み口にはさまざまな種類があるため、機器を新しく購入した際に手持ちのケーブルが非対応で困ったことがある方や、USB接続を必要とする機器が増えすぎてパソコンの差し込み口だけでは数が足りなくなる経験をした方も多いでしょう。そこで今回は、USBポートの基礎知識や種類について解説しながら、USBポート数が不足した場合の対処法についてもご紹介します。
※この記事は2026/4/7に再編集しました。
目次
USBポートとは

USBポートとは、USB端子を備えたケーブルやUSB接続を行う機器のプラグ差し込み口のことです。パソコンやスマートフォン・タブレット端末をはじめ、デジタルカメラやプリンターなどのパソコン周辺機器、テレビ、ゲーム機などのデバイスにも搭載されています。また、近年は自動車に搭載されていたり、スマートフォンの充電用USBポートを備えたリュックが販売されていたりするなど、さまざまな場面で目にするようになりました。1つの機器に備わるUSBポート数は機器の種類や大きさによって異なりますが、基本的にはデスクトップパソコンで2〜6個、ノートパソコンで2〜3個、スマートフォンで1個です。
USBポートの種類

USB端子の規格にさまざまな種類があるように、USBポートにも多くの種類があります。ここでは、パソコンで使用されることが多い代表的なUSBポートの種類についてご紹介します。
USB Type-Aポート
「USB Type-Aポート」は、内側を覗き込んだとき長方形に見える差し込み口が特徴で、パソコンにも搭載されている標準的なUSBポートです。外付けHDDやマウス、キーボードなど、USB Type-A端子を搭載したUSB機器を接続することができます。USBには形状だけでなく、データ転送速度に応じた「USB 2.0」や「USB 5Gbps(USB 3.0)」などの規格があります。
USB Type-Cポート
高速なデータ転送が行えるUSB 3.1や映像の入出力、高電圧・高電流にも対応し、差し込む方向を問わずリバーシブルで使用できるUSBポートが「USB Type-Cポート」です。Type-AのUSBポートと比較すると小型で、薄型化・軽量化が進む近年のノートパソコンや、スマートフォン・タブレット端末などのモバイル機器で、Type-Cポートを搭載している製品が増えてきています。
その他のUSBポート
上記以外にも、プリンターのような大型のパソコン周辺機器を中心に使用される「USB Type-Bポート」や、デジタルカメラなどに搭載されることの多い「Mini USB」、少し前のスマートフォンで主流だった「Micro USB」などがあります。それぞれポートの形状が異なるため、機器を使用する際は注意が必要です。
規格は色で見分けることも

前述のとおり、USBは2.0やUSB 5Gbps(3.0)といった規格があり、それぞれデータ転送速度などが異なります。形状とは関係がないため、一見すると見分けがつきにくいかもしれませんが、USBポートと端子の規格は、色から見分けることが可能です。
例えば、USB 2.0はポートや端子の内側が白色か黒色、USB 5Gbpsは内側が青色、USB 10Gbpsは赤色になっている場合があります。
また、あまり見かけることは多くないものの、パソコンの電源を切っていてもスマホなどを充電できる「常時パッシブ給電」に対応していることを示す黄色のポートなどもあります。
【USBポートの基本の色分け】
- USB 1.x:白色
- USB 2.0:黒色
- USB 5Gbps(USB 3.0・USB3.2 Gen1・USB3.1 Gen1):青色
- USB 10Gbps(USB3.2 Gen2・USB3.1 Gen2・USB3.2 Gen 1x2)/20Gbps(USB3.2 Gen 2x2):赤色
- パッシブ給電対応(USB 2.0またはUSB 5Gbps):黄色
- パッシブ給電対応(USB 5Gbps):オレンジ
※一部例外もあります
ポート数を増やしたい場合はUSBハブがおすすめ

ノートパソコンや小型のデスクトップパソコンを使用している場合、元々備わっているUSBポートの数が少ないことも多く、ポート数が不足しやすいです。また、最新のデバイスにはUSB-Type-C(TM)ポートしかない場合もあり、従来のUSB Type-A端子を持つ製品が使えないことも考えられます。そのような場合はUSBハブや変換ケーブルを使用する必要があります。
USBポートにUSBハブを接続することで1つのUSBポートを複数に分岐できるため、より多くの機器の接続が可能です。また「USB-Type-CポートをType-Aポートに変更したい」など、差し込み口を既存の端子に合わせたい場合は、USB変換ケーブルを使用することでUSB-Type-CポートをフルサイズUSB(Type-A)用に変えられます。
ただし、USB-Type-C(TM)をUSB-A(オス/差し込む側)に変換するなど、両端がUSB-A(オス)同士になる変換は規格上禁止されています。USBハブやドッキングステーションでUSB-Aの差し込み口を増やすのは問題ありませんが、使用する際は注意が必要です。
おわりに USB機器を上手に使いこなそう

パソコンに限らず、さまざまな機器の充電・接続に使われているUSB。さらに、USBはさまざまな規格があり、規格ごとに性能が異なります。高速なデータ転送が求められるときはUSB 10Gbpsに対応したポートを使う、充電したい時は給電対応のポートに接続するなど、使い分けができるとより便利に機器を活用できるでしょう。
また、機器に備わるポートだけでは数が不足してしまうことも多いです。MacBookのようにUSB Type-Aポートを備えず、Type-Cポートしか搭載していない機器もあります。「接続したい機器に対してポートの数が足りない」と感じたときにはUSBハブを上手に使うなど柔軟に対処し、USB接続機器を今以上に便利に使いこなしていきましょう。変換アダプターの利用にあたっては、規格の制限や条件などを事前にご確認ください。
「USBポート」に関連するよくある質問
USBポートの形状にはどんな種類がありますか
代表的なUSBポートのコネクタ形状は、次のように分けられます。
- Type-A:長方形で、パソコン本体やACアダプターなどでよく使われている大きめのポート
- Type-B:台形のような形状で、プリンターなどの外付け機器側に採用されるのが一般的
- Type-C:楕円形で、上下リバーシブルに挿すことができるタイプ。スマートフォンやパソコンで広く使われています。
その他にも、デジカメで使われるMini USBや、古いAndroidスマートフォンで主流だったMicro USBなどがあります。
USBポートの色の違いは何ですか
USBポートは、対応している規格や給電機能の特徴を色で見分けることが可能です。一部例外はあるものの、代表的な色と意味を覚えておくと役立ちます。
【USBポートの基本の色分け】
- USB 1.x:白色
- USB 2.0:黒色
- USB 5Gbps(USB 3.0・USB3.2 Gen1・USB3.1 Gen1):青色
- USB 10Gbps(USB3.2 Gen2・USB3.1 Gen2・USB3.2 Gen 1x2)/20Gbps(USB3.2 Gen 2x2):赤色
- パッシブ給電対応(USB 2.0またはUSB 5Gbps):黄色またはオレンジ
USBポートが足りないときはどうすれば良いですか
USBポートが足りないときは、USBハブやドッキングステーションを使うのがおすすめです。機器のUSBポートに接続するだけで、手軽にポート数を増やすことができます。変換アダプターの利用にあたっては、規格の制限や条件などをよくご確認ください。
また、USBハブやドッキングステーション経由で接続すると、給電が足りずに機器が使えなくなることも考えられます。電力を多く使う機器を接続したい方は、ACアダプターつきのセルフパワータイプの商品を用意しましょう。
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USB 40Gbps(USB4)に対応している外付けSSDです。対応機器で使用した場合は読み込み最大3,650MB/s、書き込み最大3,800MB/sの超高速で、データ転送を行えます。USB-Type-C(TM)対応のパソコンやゲーム機など、大容量のデータを取り扱う機器に最適です。
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USB 20Gbps(USB 3.2 Gen2x2)に対応している外付けSSDです。対応機器に接続した場合、最大1700MB/sの速度でデータ転送を行えます。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも使用可能です。iPhoneのApple ProRes撮影にも対応しています。
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コネクタ部分が長めで、iPhoneケースを装着したまま直挿しできる、USB-Type-C(TM)/A両対応のスティック型SSDです。USB 10Gpbs(USB 3.2 Gen2)対応で、読み込みは最大500MB/s、書き込みは最大450MB/sの高速データ転送を実現しています。



