HDMI対応のドッキングステーションで周辺機器を一括管理!

ノートパソコンやタブレット端末は、コンパクトで持ち運びのしやすさに優れている反面、画面が小さく作業効率が悪くなることも考えられます。小型の端末を大画面のモニターにつなぎたい方は、HDMIケーブルを接続できるドッキングステーションを用意しておくと便利です。※1ここでは、HDMIを接続できるドッキングステーションの魅力や、映像が映らない時の注意点をご紹介します。
※1 ノートパソコン/タブレットのUSB-Type‐C(TM)端子がモニター出力(オルタネートモード)に対応している必要があります。
目次
HDMI端子搭載のドッキングステーションを活用しよう!
画面が小さなノートパソコンやタブレットを使用している方は、HDMI端子を搭載したドッキングステーションを用意しておくと便利です。ドッキングステーションの特長や、活用するメリットをご紹介します。
マルチモニター環境を整えられる
ノートパソコンやタブレット端末は、コンパクトで持ち運びしやすいですが、画面が小さい傾向にあります。文書を作成しながらウェブサイトを開くなど、作業内容によっては不便に感じることもあるでしょう。
画面が1つでは足りない時は、HDMI端子を搭載していて、マルチモニター(デュアルディスプレイ)環境を構築できるドッキングステーションを用意するのがおすすめです。HDMI端子を備えたモニターはもちろん、プロジェクターに接続して画面を出力することもできます。
ただし、ドッキングステーション経由で外部モニターに画面出力を行えるのは、端末側のUSB-Type-C(TM)がDisplayPort Alternate Mode(オルタネートモード)に対応している場合に限られます。
製品によっては4K出力も可能
製品によっては、4Kや8Kといった高解像度に対応したモニターに接続して作業領域を広くしたり、超高画質な写真や画像、映像を流したりすることも可能です。写真や画像、映像を楽しみたい方は、ドッキングステーション搭載のHDMI端子が対応する解像度や、リフレッシュレートを確認しておきましょう。
また、出力できる解像度やリフレッシュレートは、外部モニターやパソコンおよびタブレットのスペックにも左右されます。4K対応のドッキングステーションを用意しても、接続した外部モニターやパソコン、タブレットが4K未対応だと、4Kでは表示されません。ドッキングステーションを接続したい機器のスペックも、事前に確認しておくと安心です。
HDMI以外のケーブルも接続可能に!
製品によっては、USBやLANの端子、SDカードスロットなども備えています。端子の数と種類が少ない、MacBookやiPadといった機器に接続して使うのもおすすめです。
USB-Type-C(TM)端子が1つしかないiPadにドッキングステーションを取り付ければ、USB-A対応の周辺機器も使えるようになります。有線接続のキーボードやマウスを接続して、ノートパソコンのように使うことも可能です。
ドッキングステーションのメリットや選び方は、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご確認ください。
HDMIの外部モニターが認識されない原因は?
ドッキングステーション経由でパソコンやタブレットとモニターをHDMIで接続しても、映像が出力されないことがあります。映像が出ない、出力されるが遅延しているといった時は、以下の点を確認してみてください。
- HDMIケーブルやHDMI端子が故障していないか
- 動作に必要なドライバをインストールしているか
- パソコンやタブレット側の接続端子が映像出力に対応しているか
- ドッキングステーションに他の機器が接続されていないか
USB-Type‐C(TM)は、全ての端子が映像出力に対応しているわけではありません。映像出力を行うには、端子がオルタネートモードやThunderbolt3に対応している必要があります。ドッキングステーション経由で外部モニターに映像を出力したい方は、手持ちのデバイスの端子がオルタネートモード対応か確認しておきましょう。
その他には、接続機器の数が原因で映像が出力されない可能性もあります。ドッキングステーションに多くの機器を接続している時は、他の接続機器を取り外してみるのも有効です。
HDMI対応!ロジテックのドッキングステーション
ロジテックでは、HDMI接続に対応したさまざまなドッキングステーションを取り扱っています。製品ごとの特長をご紹介するので、ドッキングステーション選びの参考にしてください。
USB Type C 8in1 ポータブル ドッキングステーション
幅広いデバイスを拡張できる8in1 USB Type-C ドッキングステーションです。USB Type-A を2ポート、HDMI2.0、LAN、SD/MicroSD 、USB Type-C、入力100W USB PDを各1ポート搭載、本製品1台で幅広いデバイスを拡張することができます。
電力が不安定になりやすいUSBポートの電力供給状態を見える化し、必要な製品電力が供給されているかをすぐに判別可能なパワーステータスLEDを搭載。
オリジナル筐体設計で、使用していないときにはケーブルをコネクタに留めることでスッキリとまとめることが可能です。また、各デバイスのポートを2辺に集約することで、デバイス接続した際にスペースが大きく取られることがなく使用できます。
USB Type C ポータブル 11in1 ドッキングステーション
画面を見せたくない時すぐにOFFできる!「見せないトリガー」を搭載。パソコンと接続した本製品からモニターに映したパソコンの画面を、見せたくない/見られたくない時、瞬時にモニター画面を切り替える(画面をOFFにする)ことができます。
4K 60Hz , HDR 映像に対応。USB Type-A 2ポート、USB Type-C(USB PD含む)3ポート、HDMI 1ポート、LAN 1ポート、VGA 1ポート、Audio Jack 1ポート、SD / Micro SD 各1ポートを搭載しています。