PS5でゲーム配信をする方法。必要な機材や具体的な手順は?
さまざまなゲームタイトルを楽しめるPS5。自分でゲームを楽しむだけでなくゲーム実況動画を配信したい、SNSやYouTubeなどの動画配信サイトでプレーをシェアしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。PS5はゲーム配信に慣れていない方でも比較的簡単に配信を始めることができます。また、機材をそろえればさらに凝った動画を作ることも可能です。ここでは、PS5でゲーム配信を行う方法や、おすすめの機材などをご紹介します。
目次
PS5でゲームを配信する方法
PS5は「ブロードキャスト」機能を使うと、本体だけでゲーム配信を行うことができます。手軽にチャレンジしたいという方は、以下の方法でゲーム配信を行うのがおすすめです。
配信に必要なものを用意する
配信を行う前に、必要なアイテムを用意しておきましょう。PS5でゲーム実況動画を配信する際に最低限必要なものは、以下のとおりです。
【配信に最低限必要なもの】
PS5本体、コントローラー、配信したいゲームソフト、テレビ(モニター)、インターネット環境、PlayStation Network(PSN)のアカウント、YouTubeまたはTwitch(ツイッチ)のアカウント
PSNやYouTube、Twitchのアカウントがない場合は、事前にアカウントを作成しておきましょう。ただし、PS5のブロードキャスト機能は、18歳未満の方のPSNアカウントでは使用できません。また、PS5の純正コントローラーにはマイクが内蔵されているため、マイクがなくても配信を行えます。
配信サイトと連携する
必要なものを用意したら、PSNアカウントと配信サイトのアカウントを連携させます。ゲーム配信前に連携を済ませておきたい方は、以下の手順で操作を行ってください。
【配信前に連携を行う手順】
- PS5のホーム画面右上にある「設定」(歯車アイコン)から、「ユーザーとアカウント」⇒「他のサービスとリンク」を選択する
- 配信するサイトを選択して「アカウントをリンク」を選び、作成したアカウントでログインして連携する
- 「アカウントをリンクしました」と表示されたら完了
ブロードキャスト機能を初めて使うタイミングで、アカウントを連携させることも可能です。その場合は、次の手順で操作を行います。
【ブロードキャスト機能を使う時に連携させる手順】
- PS5でゲームを起動し、コントローラーのクリエイトボタンを押す
- ポーズ画面右下にある「ブロードキャスト」を選択し、配信したいサイトを選ぶ
- アカウントの連携画面が表示されるので、作成しておいたアカウントでログインして連携する
配信の設定を行う
アカウントの連携が済んだら、配信の設定を行いましょう。「ブロードキャスト」画面の「ブロードキャストを開始」ボタンの下にある項目で、動画のタイトルや説明、タグの設定を行えます。「プライバシー」欄では、配信を全ての人に公開するか、一部の人のみ視聴できるようにするかなども設定可能です。
タグや説明はなくても問題ありませんが、多くの人の目に留まる確率が上がるので、設定しておくと良いでしょう。また、「設定」⇒「キャプチャーとブロードキャスト」⇒「ブロードキャスト」の順に選択して表示される画面で、ビデオの品質やコメントの表示、チャット読み上げ、カメラの位置・明るさ、音声の有無なども調整できます。
配信を開始する
各設定が終わったら、ゲーム配信をスタートしましょう。配信を始める方法は、以下のとおりです。
【配信の始め方】
- ゲームを起動する
- コントローラーの「クリエイトボタン」を押して「ブロードキャスト」を選択する
- 配信するサイトをYouTubeまたはTwitchから選択する
- タイトルなどの設定に問題がなければ「ブロードキャストを開始」ボタンを押す
配信中は、画面の右上に「ただいまブロードキャスト中」と表示されます。配信の終了または一時停止をしたい時は、クリエイトボタンを押して表示されるメニューか、PSボタンを押して表示される画面から、「ブロードキャストを終了」または「ブロードキャストを一時停止」を選択してください。
配信用にマイクやカメラを用意するのもおすすめ
顔出ししながら配信したり、より音質にこだわったりしたい方は、配信用にマイクや純正のHDカメラを用意しておくのがおすすめです。PS5は、USB接続のマイクに対応しています。PS5本体にマイクを差し込み、設定画面で認識されているか確認したり、音量を調節したりすれば使用可能です。HDカメラを使用したい方は、以下の手順で設定を行いましょう。
- カメラをPS5本体に接続し、正常に認識されているか確認する
- 「設定」画面の「周辺機器」項目から「カメラ」⇒「HDカメラを調整」の順番に選択する
- 画像を3枚撮影して、カメラの調整を済ませたら設定完了
配信の時は「ブロードキャストオプション」で「カメラの表示」をオンにすると、カメラが撮影した映像が一緒に配信されます。
本格的にゲーム配信をしたい人は機材を用意しよう!
ご紹介してきたように、PS5には動画を本体だけで配信できる機能が搭載されています。とはいえ、動画を配信できるサイトはYouTubeまたはTwitchの2つに限られるうえに、細かい配信の設定をすることは困難です。
録画・編集した動画をアップしたい時も、PS5本体の機能では最大1時間までの録画に限られる、PS5で使える編集ソフトだと思い描いた動画を作れないなど、不便に思うことがあるでしょう。
ゲーム配信を本格的に行いたい方や、動画配信にこだわりたい方は、キャプチャーボードとパソコンも使ってゲーム配信を行うのがおすすめです。キャプチャーボードを使ったゲーム配信に必要な機材や、具体的な配信方法については、以下の記事も併せてご確認ください。
PS5でのゲーム配信にも使える!ロジテックのキャプチャーボード
PS5で本格的にゲーム配信を行いたい方には、手のひらサイズでスペースの限られたデスク上にも設置しやすい、ロジテックのキャプチャーボードがおすすめです。本体には音量調整ボタン付きのヘッドホン出力ポートが搭載されており、ゲームの音量を簡単に調整できます。
また、最大4K 60fpsパススルーとフルHD1080p 60fpsの録画に対応しており、高画質な映像を配信できるのも特長です。録画や編集にも対応した、配信に必要なキャプチャーソフトが付属したモデルも選ぶことができます。