内蔵・外付けSSDの選び方。データ処理はロジテックのSSDで快適に!

パソコンやゲーム機を使っている際に、データの読み込みを遅く感じたことのある方は多いはずです。読み込みや書き込みが遅いのは、ストレージに原因がある場合が少なくありません。データの読み書き速度に不満がある方は、SSDを使用するのがおすすめです。この記事ではSSDの選び方や、ロジテックのおすすめ製品をご紹介します。
※この記事は2025/4/23に再編集しました。
目次
- 1.HDDではなくSSDを使用するメリットは?
- 2.SSDの選び方
- 3.ロジテックで取り扱っているおすすめSSD
- 3-1.PS5 / PS5 Pro 対応 ヒートシンク付きM.2 内蔵 SSD 2TB
- 3-2.SSD 2TB 換装キット 内蔵2.5インチ 7mm 9.5mm変換スペーサー + データ移行ソフト
- 3-3.外付け SSD 1TB MagSafe ProRes 動画 対応
- 3-4.USB 40Gbps USB4 対応 外付け ポータブル SSD
- 3-5.外付け SSD USB Type-A / USB Type-C 両挿し スティック型
- 3-6.ポータブルSSD 1TB 高速 外付け SSD type-C type-A 両対応
- 3-7.薄型 スリム スティック型 高速 コンパクト 外付け SSD 2TB 読込速度1000MB/ 秒
- 3-8.薄型 スリム スティック型 コンパクト 外付け SSD 500GB
- 3-9.SSD 外付け 500GB USB3.2 Gen2 読込速度1000MB/秒 PS5 / PS5 Pro / PS4 動作確認済
- 3-10.USB 4 M.2 NVMe ポータブル 外付け SSD ケース Type-C PCIe Gen3/Gen4 トンネリング 40Gbps Thunderbolt 3/4
- 3-11.M.2 SSDケース 高速転送規格NVMe対応 USB3.2(Gen2)対応 Type-C Type-A
- 3-12.HDDケース(ハードディスクケース)SSDケース 2.5インチ USB3.2 Gen2 Type-C
- 4.おわりに SSDでデータ処理を高速化しよう
HDDではなくSSDを使用するメリットは?
SSDは、フラッシュメモリにデータを書き込んでいく記憶装置です。回転するディスクにデータを書き込むHDDとは異なり、物理的に駆動する部分がありません。耐衝撃や静音性に優れ、消費電力も少ないのが特長です。データの読み書きもHDDより高速なので、パソコンやゲーム機に内蔵されたHDDをSSDに換装したり、データ保存に外付けSSDを活用したりすれば、読み書きのスピードアップが見込めます。頻繁にデータの読み書きを行ったり、持ち運んで使ったりすることが多い方はSSDを使用するのがおすすめです。SSDの仕組みやHDDとの違いの詳細は、以下の記事もご確認ください。
SSDの選び方
SSDにはさまざまな種類の製品が販売されているため、どれが自分の使い方に適しているのかわかりづらいかもしれません。ここでは、SSDを選ぶ際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
接続方式の違いで選ぶ
SSDは、外付けタイプと内蔵タイプの2種類に大きく分けられます。外付けタイプのSSDには、USBケーブルを使用して機器に接続するケーブル型と、USBポートに直接接続(直挿し)できるスティック型があります。機器の内部に取り付ける必要がないため手軽に使いやすく持ち運んで使用する場合にも便利です。特に、スティック型の外付けSSDは形状がコンパクトなので、持ち運びしやすさに優れています。
USB端子の形状は、Type-AとType-Cの2種類あるので、接続したい機器がどちらに対応しているかも確認しておきましょう。SSDによっては、USB-A/Cの両方の端子を持っているものもあります。スマートフォンやUSB-Type-C(TM)搭載モデルのiPhoneと、パソコンの間でデータをやり取りする際などに便利です。
一方で、内蔵タイプSSDの接続方式は、SATAとM.2に大きく分けられます。SATAはパソコンやPS4(PS4 Pro)で採用されている接続規格です。世代による複数の規格があり、現在はSATA3(SATA 6Gb/s)と呼ばれる規格が主流となっています。
M.2は、パソコンのマザーボード上のコネクタに直接装着する方式です。薄型ノートパソコンや新型のデスクトップパソコン、PS5など、多くの機器がM.2を採用しています。 M.2 SSDの中でも、PCI Express(PCIe)と呼ばれる通信方式でNVMe規格に対応しているものなら、SATA接続のSSDよりも読み書き速度をさらに速くすることが可能です。ただし、マザーボードに対応スロットがないと使用できません。
保存するデータから容量を選ぶ
SSDの容量は、保存したいデータに応じて決めると良いでしょう。パソコンのOSやシステム関連のデータだけを保存する場合、256GB〜512GB程度の容量で十分な場合が多いです。
写真や動画などのデータ保存がメインの場合、512GB〜1TB以上のものだと余裕を持って保存できます。高画質な4K映像やゲームといった大容量ファイルを保存したい方は、最低でも1TB以上の容量を備えたSSDを選ぶと安心です。また、スマートフォンやiPhoneから写真・動画の移行やバックアップを行う場合は、デバイスの本体ストレージよりも容量の大きな外付けSSDを用意すると、移行中にデータがいっぱいになってしまう事態を防げます。
読み書き速度で選ぶ
SSDも製品によって、データの読み書きの速度に差があります。大容量のデータを頻繁に使用する場合は、読み書きの速度を確認しておきましょう。読み書きの速度は「読み込み最大○MB/s」や「シーケンシャル書き込み最大○MB/s」などと記載されており、数値が大きいほどデータの読み書きが速くなります。外付けタイプのSSDを選ぶ場合は、対応するUSBの規格も確認してください。
USBハブなどを通じて接続する場合は、USBハブの規格の確認も必要です。ただし、記載された読み書き速度はあくまでカタログ上の最大値です。実際の読み書き速度は、接続する機器やケーブルの種類など、使用環境に左右されます。
耐久性から選ぶ
SSDは使い続けるうちに劣化していくため、できるだけ耐久性に優れた製品を選ぶことをおすすめします。SSDの耐久性は、TBWやMTTFという数字から判断できます。TBWは書き込み可能なデータ容量、MTTFは機器を使い始めてから故障するまでの平均稼働時間のことです。どちらも、数値が大きいほど寿命が長いということを意味します。
また、振動の多い場所で使う、アウトドアシーンでも活用したいなど利用する環境や頻度に合わせて、耐衝撃性・防塵性能なども確認しておくと安心です。
フラッシュメモリの種類もポイント
SSDに搭載されているNAND型フラッシュメモリは、いくつか種類があります。種類によって耐久性や性能が変わることがあるので、気になる方は確認しておきましょう。主なメモリの種類は以下のとおりです。
- SLC(シングルレベルセル)
1つのセル(メモリ内の領域)に1ビット記録します。耐久性に優れているのが特長ですが、高価なうえに容量は少なく、物理的なサイズも大きくなりがちと、一般用途ではあまり採用されていません。 - MLC(マルチレベルセル)
1つのセルに2ビットを記録します。SLCよりも耐久性は少し下がりますが、データ密度はSLCよりも高く大容量なのが特長です。性能面に優れており、業務用途でも使われています。 - TLC(トリプル・レベル・セル)
1つのセルに3ビットを記録します。SLCやMLCに比べて耐久性や性能は劣りますが、MLCよりもさらに大容量になり、容量あたりの価格は低めです。容量や耐久性、価格などのバランスが良く流通量も多いため、迷ったらTLCを選ぶことをおすすめします。
用途や接続したい機器もポイント
SSDの用途や接続したい機器も確認しておきたいポイントです。例えば、PS5やPS4のストレージ容量を拡張したい時は「動作確認済み」と記載があるものを選ぶとスムーズに利用できます。
テレビ録画に使いたい方は、電源不要で場所を取らずに使いやすいスティック型のSSDだと、配線なしで背面にコンパクトに設置できるため見た目も良くなります。ただし、USBポートの場所や隣の端子との距離が狭い場合など、ケーブルタイプの方が使い勝手が良いケースがある点には注意してください。パソコンやPS5の内蔵ストレージを増設したい方は、データ転送速度に優れた内蔵タイプのM.2 SSDの用意が必要です。ただ容量で決めるだけでなく、用途も踏まえて形状や接続方法なども決めていくと使い勝手の良いSSDを選びやすくなります。
ロジテックで取り扱っているおすすめSSD
ロジテックでも外付けタイプや内蔵タイプ、SSD用のケースなどSSD関連の製品を数多く販売しています。ここでは、その中からおすすめのSSDと特長をご紹介します。
PS5 / PS5 Pro 対応 ヒートシンク付きM.2 内蔵 SSD 2TB
ヒートシンクや放熱シートがセットになった、NVMe M.2 Gen4x4 SSDです。ヒートシンクは取り付けられているので、個人で装着する必要はありません。ヒートシンクを外さずに取り付けられるスペースがある場合は、PS5の拡張だけでなく、パソコンの内蔵ストレージとしても使用できます。
SSD 2TB 換装キット 内蔵2.5インチ 7mm 9.5mm変換スペーサー + データ移行ソフト
古いパソコンやPS4の2.5インチHDD/SSDを新しいSSDに交換できる換装キットです。環境移行ソフト「HD革命CopyDriveLite」が付属しているので、従来の環境を簡単に移行できます。ケースから取り外さずに、ノートパソコンやゲーム機と接続して、外付けSSDとして活用することも可能です。
外付け SSD 1TB MagSafe ProRes 動画 対応
MagSafe対応iPhone背面のマグネットに貼り付けできる外付けSSDです。iPhone向けに開発されたケーブル一体型のデザインで、Apple ProRes動画を撮影しながら直接SSDにデータを保存できます。iPhoneの内蔵ストレージを使用しないため、容量の大きくなる4K/60fps撮影もストレージ残量を気にせず行えるのが魅力です。iPhoneだけでなく、Androidスマートフォンやタブレット、パソコン、PS5など、USB Type-C(TM)ポート搭載の幅広い機器で使えます。
USB 40Gbps USB4 対応 外付け ポータブル SSD
温度を検知し、適切な温度を保つよう自動で稼働する温度検知ファンを搭載したUSB4対応の外付けSSDです。USB 40Gbps対応機器で使用した場合、読み込み最大3,650MB/s・書き込み最大3,800MB/sの超高速でデータ転送が行えます。MacOSのインストールや外部起動ディスクとしても使うことができ、従来の外付けSSDよりも作業効率が向上します。
外付け SSD USB Type-A / USB Type-C 両挿し スティック型
iPhoneケースを装着したまま直挿しできるUSB Type-C/A両対応のスティック型SSDです。一般的なスティック型SSDに比べUSB-Cコネクタ部分を長くすることでスマホケースを付けたままでも接続することができます。Apple純正ケースの他に、分厚いケースや手帳型のケースでも使うことができます。
ポータブルSSD 1TB 高速 外付け SSD type-C type-A 両対応
USB Type-C(TM)/Aの両ポートに対応した、超小型・軽量のスティック型SSDです。USB Type-C(TM)/Aを搭載したパソコンやタブレット、スマホ、PS5/4に直挿しで使用できます。コネクタ形状を気にせず複数のデバイスで使用でき、データの受け渡しもすばやく行えるのが特長です。
薄型 スリム スティック型 高速 コンパクト 外付け SSD 1TB 読込速度1000MB/ 秒
USBポートに直接挿し込むだけで使用できる、スティック型の外付けSSDです。隣のポートに干渉しないスリムな形状で、USBポート同士の距離が近いノートパソコンやUSBハブなどに取り付ける用途にも適しています。iPadなどの薄型タブレットやノートパソコンに取り付けてもがたつかない高さで、快適に操作することが可能です。パソコンやタブレットだけでなく、PS5の拡張ストレージとしても使えます。
薄型 スリム スティック型 コンパクト 外付け SSD 500GB
USBポートに直接挿し込むだけで使用できる、スティック型の外付けSSDです。USBポート同士の距離が近いノートパソコンやUSBハブなどに、USBデバイスを複数取り付けても干渉を起こしにくいスリムな設計となっています。隣にACアダプタを接続して、パソコンを充電しながら使用することも可能です。パソコンだけでなく、PS4/5の拡張ストレージとしたり、テレビに接続して番組を録画したりする用途でも使えます。
SSD 外付け 500GB USB3.2 Gen2 読込速度1000MB/秒 PS5 / PS5 Pro / PS4 動作確認済
読み込み最大1,000MB/s、書き込み最大700MB/sを実現した超小型・軽量のスティック型SSDです。コンパクトな形状で、隣のポートに干渉することなく使用できます。PS5/PS4の拡張ストレージや、テレビ録画といった用途でも便利です。
USB 4 M.2 NVMe ポータブル 外付け SSD ケース Type-C PCIe Gen3/Gen4 トンネリング 40Gbps Thunderbolt 3/4
USB4(Gen3x2)を搭載した、M.2 NVMe SSD用のケースです。USB4やThunderbolt4/3ポートに接続すれば、内蔵SSDと同じM.2 SSDとして認識されます。USB4に対応したホストと、40Gbps以上で動作するM.2 SSDがあれば、最大40Gbps(理論値)という超高速なデータ転送速度を実現します。
M.2 SSDケース 高速転送規格NVMe対応 USB3.2(Gen2)対応 Type-C Type-A
NVMe規格に対応しており、高速なデータ転送を行えるM.2 SSD用の外付けケースです。スクリューレス設計で、ねじを使うことなくM.2 SSDを取り付けできます。USB-Type-C(TM)/Aの両ケーブルを付属しており、幅広い機器と接続して使えます。
HDDケース(ハードディスクケース)SSDケース 2.5インチ USB3.2 Gen2 Type-C
ねじや工具を使わずに、3つの工程でSSD/HDDを取り付けできる外付けストレージ用のケースです。テレビやPS5/4との接続にも対応しています。コンパクトなサイズで、持ち運びにも最適です。