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SSDケースで余ったSSDを再利用しよう!便利に使えるおすすめ商品の選び方

SSDケースで余ったSSDを再利用しよう!便利に使えるおすすめ商品の選び方

内蔵SSDの容量が足りなくなると、一般的には不要なデータを削除したり、外付けストレージを買ってデータを移したり、内蔵SSDを換装したりすることになります。内蔵SSDをより大容量のものに換装したい、新たに外付けSSDを購入するほどではないという場合は、「SSDケース」を活用してみてはいかがでしょうか。しかし、SSDケースは各メーカーからさまざまな製品が販売されているので、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。この記事では、SSDケースの概要やメリット、選ぶ際のポイントなどをご紹介します。
※この記事は2024/7/8に再編集しました。

SSDケースの特長や使うメリット

SSDケースとは、内蔵SSDを外付けストレージとして使用するための収納ケースのことです。取り外したり、新たに購入したりした内蔵SSDをケースに入れて、パソコンに接続するだけで使用できます。SSDケースで今まで使っていた内蔵SSDを再利用できれば、別途外付けSSDを用意する必要がないので、購入のコストを抑えられます。また、複数のSSDを入れ替えて利用できるのもメリットです。

SSDケースの選び方

SSDケースは、各メーカーからさまざまな製品が販売されています。ご自身のパソコン環境やSSDの種類、用途などに合わせて選ぶことが大切です。ここでは、SSDケースの選び方のポイントをご紹介します。

接続方法

SSDケースを選ぶ際は、最初に接続方法を決めておくと良いでしょう。SSDケースの接続方法には、有線接続と無線接続の2種類があります。

●有線接続タイプ

SSDケースとパソコンを、USBケーブルで接続して使用するタイプです。USB‐AやUSB‐Type-C(TM)が一般的ですが、mini USBやmicro USB接続などに対応する製品もあります。無線接続タイプよりもデータの転送速度が速く、作業の快適さを重視する方におすすめです。

●無線接続タイプ

ケーブルを使わずに電波(Wi-Fi)でパソコンと接続するタイプです。ケーブルがなく取り回しやすい、スマートフォンやタブレットなどから簡単に接続しやすいといった点で優れています。一方で、無線ではSSDの速度を生かすのが難しく、有線タイプに比べてデータの転送速度は劣ります。

対応OS

SSDケースは、製品によって対応しているOSが異なります。自分のパソコンのOSに対応しているかどうかを確認することも重要です。OSに対応していないと、接続してもSSDが認識されない場合があります。特に、macOSは非対応のモデルが多いため注意が必要です。

SSDのサイズと接続規格

収納するSSDのサイズに対応したケースを選ぶことも大切です。SSDには、2.5インチやM.2といったサイズ・形状に関する規格と、SATAやPCIe(NVMe)といった接続に関する規格が定められています。規格が異なると使用できない場合もあるため注意しましょう。SSDケースのサイズは2.5インチ用とM.2用に大きく分けられます。2.5インチ用のケースはSATA接続専用です。M.2用のケースは、SATA接続とPCIe(NVMe)接続の2種類があります。内蔵ストレージ用のケースには3.5インチ用のものもありますが、主にHDD用なので注意が必要です。

USBの転送速度

USBケーブルを使った有線接続タイプの場合は、USBの転送速度も重要です。USBの規格には、USB 20Gbps(USB 3.2 Gen2×2)やUSB 10Gbps(USB 3.2 Gen2)、USB 5Gbps(USB 3.2 Gen1)などがあります。数字が大きいものほど新しい規格で、転送速度も速いです。

データ転送を高速にしたい場合は、USB 5Gbps以上に対応したケースがおすすめです。SATA接続のSSDのデータ転送速度が最大600MB/sなので、最大転送速度5Gbps(理論値)のUSB 5Gbps以上を選べば、転送速度の面で不満を感じることは少ないでしょう。

SSDを搭載できる台数

搭載できるSSDの台数も確認しておきましょう。SSDケースには、複数のSSDを組み込めるタイプもあります。容量の追加が簡単に行えるため、たくさんのデータを保存・管理したい方におすすめです。

また、RAID(ミラーリング)機能を搭載したSSDケースもあります。複数のSSDに同じデータを保存できるミラーリング機能を活用すれば、仮に1つのSSDが破損しても、データを失うリスクを減らせます。

電源連動機能もあると便利

消費電力を少しでも抑えたい方は、電源連動機能を搭載したケースを用意するのもおすすめです。接続した機器に連動して、外付けストレージをオン/オフできるため、手動で電源を切ったり、入れたりする手間がかかりません。

SSDケースに熱がこもらないように注意

SSDは発熱に弱い機器です。性能の低下や機器の故障につながる恐れがあるため、使用中の異常過熱を防ぐ必要があります。熱伝導率に優れた金属製のSSDケースや、冷却ファンを備えたものなど、温度上昇を抑えるための冷却対策が施された製品を選ぶのがおすすめです。また、SSD本体に貼り付けて冷却効果を高めるヒートシンクや放熱シート(熱伝導シート)を活用するのも良いでしょう。

ロジテックのおすすめSSDケース

内蔵のSSDが手元に余っている時は、ロジテックのSSDケースを使用するのがおすすめです。ここからは、ロジテック製SSDケースの種類や特長をご紹介します。

HDDケース(ハードディスクケース)Type-C ポータブル ソフト付き SSDケース 2.5インチ

SSDを入れてカバーを閉じるだけで使用できる、2.5インチSSD/HDDケースです。ネジや工具を使わずに、簡単にHDD/SSDを装着できます。7mmのSSD/HDDを固定できるクッションが付属しており、9.5mm厚までのSATA接続SSD/HDDを装着することも可能です。USB 10Gbps(USB 3.2 Gen2)に対応しており、SSDの高速な処理速度を生かせます。

高速転送規格NVMe対応 Type-C Type-A M.2 SSDケース

高速データ転送規格のNVMeに対応しており、USB 10Gbps(USB 3.2 Gen2)の性能を最大限発揮できる、M.2 SSD用のケースです。スクリューレス設計で、ねじを使わずにM.2 SSDを取り付けできます。ケーブルはUSB-Type-C(TM)とUSB-Aの2種類を標準で付属しており、WindowsやMac、PS4、PS5といった複数の機器に取り付けられる点も特長です。

Type-C対応 HDDケース 3.5インチ 2.5インチ SSD(ハードディスクケース)4BAY

最大で4台のSSD/HDDを搭載することができる、USB-Type-C(TM)対応のケースです。USB 10Gbps(USB 3.2 Gen2)に対応しているため、SSDの性能を最大限発揮することも可能です。たくさんの画像ファイルや、4K動画のような大容量ファイルの転送もスムーズに行えます。また、内蔵したストレージの温度情報を参照し、自動でファンの回転数を切り替える「自動冷却FAN機能」も搭載。内部の温度上昇を効率的に防げます。

おわりに SSDケースで内蔵SSDを有効活用しよう

SSDケースは、内蔵SSDを外付けストレージとして利用できる便利なアイテムです。SSDケースを活用すれば、取り出したSSDをそのまま再利用できるので、新しく外付けSSDを購入するよりも、費用を抑えられます。

製品ごとに接続方法などが異なるので、パソコン周りの環境や使用目的、用途に適した製品を選ぶことが重要です。取り外した内蔵SSDを継続利用したい場合は、SSDケースを活用してみてはいかがでしょうか。

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