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USB4が発表!新規格の特徴を従来のUSBとともに徹底解説

USB4が発表!新規格の特徴を従来のUSBとともに徹底解説

USBとは「Universal Serial Bus」を略した名称で、パソコンやスマホ、タブレットなどに周辺機器を接続するための規格を指し、データ転送が行えるほか、機器の充電や映像の出力、デジアナ変換付きの音声出力などにも使用できるものです。さまざまな場面で使用されているUSBですが、IntelやMicrosoft、Appleなどが加入しているUSBの仕様策定団体「USB-IF」は、2019年3月にUSBの次世代規格である「USB4」を発表しました。今回発表された新規格であるUSB4は、どのような仕様があり特徴を持つのでしょうか。この記事ではUSB4の特徴を、従来のUSBとの比較を交えながらご紹介します。

USBの規格

USBにはさまざまな規格が存在し、規格ごとの転送速度も異なっています。現在までに発表されたUSBの規格は「USB 1.0」「USB 1.1」「USB 2.0」「USB 3.0(USB 3.2 Gen1、SuperSpeed USB)」「USB 3.1(USB 3.2 Gen2、SuperSpeed USB 10Gbps)」「USB 3.2(USB 3.2 Gen2×2、SuperSpeed USB 20Gbps)」、そして今回発表された「USB4」の7つです。ちなみにUSB 3.2(Gen2×2)は2017年に規格の発表は行われているものの、対応するデバイスは2019年7月現在未発売となっています。上記以外にも、接続端子の規格や、給電や機能の仕様などによる違いもあるため、USBは現状非常にややこしいものになっています。

USB4の特徴とは

現在すでに発表されていたり、流通しているUSBの形状や規格については前述のとおりですが、2019年に発表された最新規格であるUSB4は、どのような特徴を持っているのでしょうか。ここでは、新規格USB4の現状判明している特徴をご紹介します。どのような形状で、転送速度は旧規格と比較してどのくらい違うのかなど、ポイントを見ていきましょう。

■ 形状

USBはコネクターの形状の種類が多く、USBを使用する際に混乱してしまう要因の1つですが、最新のUSB4はコネクター部分にType-Cの形状を採用することになりました。このため、USB Type-AやType-Bのような挿し間違いによる煩わしさはなく、スリムでコンパクトな形状になることが予想されます。

■ 転送速度

USB4はデータ転送に使用するレーンを倍速化したThunderbolt3の技術を利用しているため、データ転送速度は最大40Gbpsと非常に高速です。Thunderbolt3とはAppleとIntelが共同開発したデータ転送技術で、パソコンの充電やデータ転送、4K映像の出力などをケーブル1本でまかなうことができるものです。thunderbolt3対応製品には、雷のマークが記されています。現状で実際に販売されている最新規格であるUSB 3.1(USB 3.2 Gen2)のデータ転送速度は最大10Gbps、USB4に先駆けて発表されているUSB 3.2(Gen2×2)が最大20Gbpsであることから、USB4は理論値としてUSB 3.1の「4倍」、USB 3.2の「2倍」のデータ転送速度を誇ることになります。

■ その他の機能

従来のUSBと同じように、USB4でも下位互換は保たれているため、旧規格であるUSB 1.0やUSB 2.0、USB 3.0しか対応していない機器にも、アダプターを利用するなどして接続・使用することができます。ただし、転送速度は古い規格に依存します。機器側が対応しているUSBの規格によっては、USB4対応のデバイスを接続したからといって、必ずしも高速化できるとは限らない点には注意しましょう。

また、USB4はThunderbolt3の技術をベースにしており、5Kディスプレイ1台、あるいは4Kディスプレイ2台への出力や、最大100Wの電源供給が行えるなど、転送速度以外の機能も従来のUSBより向上するといわれています。特に電力供給量はUSBの規格や使用によって大きく異なっていたため、USB4の発売により規格が統一されれば、データ転送以外にもさまざまな利便性の向上をもたらすと考えられます。

互換性のなかった従来のUSBとは異なり、USB4はプラットフォームとなる一部のThunderbolt3デバイスとの互換性も保証しているため、よりさまざまな機器や場面でUSB4を使用することができるでしょう。

まとめ USB4の発売はいつなのか

2019年7月現在、USBの主流として生産・販売されている最新の規格はUSB 3.1(USB 3.2 Gen2)です。USB4はもとより、2017年に規格が発表されているUSB 3.2(Gen2×2)ですら、対応製品は未発売という状況になっています。USB 3.2(Gen2×2)対応製品は2019年後半に発売予定とされているので、USB4の発売は早くとも数年先になるのではないでしょうか。USBは取り扱うデータ容量の増加に伴うバージョンアップや多機能化を繰り返した結果として、さまざまなコネクター形状や通信速度規格などが乱立し、ユーザーに混乱を与えてしまいました。さまざまあるUSB規格の統一や、更なる利便性の向上など、USB4に掛かる期待は大きく、2019年半ばに発表があると予想されている続報が待ち望まれます。
※2019年9月3日にUSB4の仕様が発表されました。




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