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HDDとはどんなストレージ? 今さら聞けないストレージの基礎知識

HDDとはどんなストレージ? 今さら聞けないストレージの基礎知識

パソコンやスマートフォンで扱うさまざまなデータを保存するには、ストレージ(外部記憶装置)が欠かせません。ストレージにはいくつか種類がありますが、中でも以前から使われ続けているのがHDD(ハードディスクドライブ)です。近年はSSD(ソリッドステートドライブ)が広く普及していますが、テレビ録画や大容量のデータ保存・バックアップなどの用途ではまだHDDが活用されています。ここでは、HDDはどのようなストレージなのかわかりやすくご紹介します。

HDDとは? データを記録する仕組みは?

HDDは、データを保存するストレージの一種です。磁性体を塗った金属製のディスク(プラッタ)を高速回転させ、そこに磁気ヘッドを近づけることでデータの読み書きを行います。

ウエスタン・デジタル(WD)やシーゲイト・テクノロジー、東芝が代表的なHDDのメーカーです。

サイズはデスクトップパソコンなど据え置き用に使われる3.5インチと、ポータブルHDDやノートパソコン用の2.5インチの2種類が主なものです。

また、プラッタの回転数別でも、7,200rpmや5,400rpmなどの種類があります。基本的には、回転数が多いほどデータへのアクセスが高速です。

HDDの具体的な仕組みやWD社製の内蔵HDDについては、以下の記事も併せてご確認ください。

HDDとSSDは何が違う?

HDDと同じ外部記録装置で、パソコンやゲーム機など、さまざまな機器に搭載されているのがSSDです。

フラッシュメモリと呼ばれる部品に、データを電気的に保存するので、物理的に駆動する部品はありません。

そのため、動作音が静かで耐久性に優れており、データの読み書きも非常に高速なのがメリットです。コンパクトな形状で、パソコンはもちろん、iPhoneやAndroidスマートフォンと接続できる製品も増えてきています。

一方で、従来に比べると容量は大きくなってきたものの、HDDに比べると最大容量はまだ小さく、大容量のSSDは高価な傾向にあります。

高性能なSSDは、消費電力や発熱量が大きくなる可能性がある点にも注意が必要です。

HDDの規格や種類

HDDと一口にいっても、サイズや使い方に応じて、内蔵HDDや外付けHDD、SSHDなど、いくつかの種類に分けることができます。それぞれの特長は、以下のとおりです。

【内蔵HDD】

パソコンやHDDケースに、SATAケーブルで直接取り付けるタイプが内蔵HDDです。デスクトップパソコンで使われる3.5インチや、ノートパソコン用の2.5インチといったサイズがあります。

【外付けHDD】

機器のUSB端子に接続して使うタイプです。コンパクトなサイズで取り扱いしやすく、手軽に使えるのが魅力です。持ち運び用に適しているポータブルHDDもあります。

【SSHD】

名前は「ソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ」の略で、長期間保存するデータはHDDに、一時保存するデータはフラッシュメモリに記録するのが特長です。大容量かつデータ処理の高速化という、HDDとSSDの両方のメリットを掛け合わせたストレージで、ハイブリッドHDDと呼ばれることもあります。

HDDのメリット・デメリット

HDDの一番のメリットは、4TBや6TBはもちろん、10TBや20TBを超えるような大容量モデルを多く展開している点です。大容量モデルのSSDも増えつつあるとはいえ、HDDほどの大容量モデルはあまり多くありません。

近年はスマートフォンのカメラが高性能になり、4K・8K動画や高精細な写真を手軽に撮影できる反面、データ容量も大きくなっていて、本体内蔵のストレージやクラウドストレージでは保存しきれない場合があります。Vlogやアクションカメラで撮影した動画も、データ容量が大きくなりがちです。大容量のHDDがあれば、そのようなデータをたくさん保存することが可能です。容量あたりの単価もSSDより安いので、複数のドライブを搭載できるケースを使ってさらに大容量にしたり、RAIDを構築したりするのも良いでしょう。

デメリットとしては、衝撃や熱などに弱く、データの破損・消失といったトラブルが起こりやすい点が挙げられます。物理的に駆動するため、SSDよりもデータの処理速度は遅く、消費電力も大きめです。使用頻度や環境に左右されるものの、使ううちに劣化していき、いつかは寿命を迎える点にも注意する必要があります。

HDDにおすすめの用途

HDDの魅力は、保存できるデータ容量が大きい点です。大量の写真や動画を保存するのはもちろん、単体で容量が大きい4K動画や高精細な写真・RAWデータなどの保存にも適しています。

テレビ番組の録画データの保存にもおすすめです。全ての機器が対応しているなどの制約はありますが、SeeQVault™(シーキューボルト)という規格に対応した製品なら、テレビやレコーダーを買い替えても録りためた番組を再生できます。2025年現在、ロジテックが販売しているSeeQVault™対応の外付けストレージはHDDです。

また、パソコンやスマートフォンの大容量データを、バックアップしておく用途もおすすめです。耐久性に優れている、データ処理速度が高速など、HDDは製品ごとに特長が異なります。容量やデータ処理速度(回転数)、接続方法などを確認して、用途に適したHDDを用意しましょう。

HDDが故障した際の対処法

HDDにも寿命があるため、使い続けるうちに劣化していき、いつかは壊れてしまいます。故障が疑われる時に、HDDを自力で修理しようとしたり、通電を続けたりするのは厳禁です。自分で対処しようとした結果、かえって状態が悪化する恐れがあります。

また、保存していたデータを取り戻したい方は、「フォーマット(初期化)しますか」などと表示されても、フォーマットは行わないでください。トラブルの内容次第ではデータ復旧ソフトで対処できるケースもありますが、ソフトの使用はあくまでも自己責任です。トラブルが起きた時は、データ復旧の専門業者に依頼することをおすすめします。

大切なのは、トラブルが起きる前にデータの安全性を高めておくことです。大事なデータを失わないために、日頃からバックアップを取っておくことを心がけましょう。

大容量データの保存に使えるロジテック製外付けHDD

大量のデータや、容量が大きいデータの保存に適しているのがHDDの魅力です。製品ごとに特長は異なるため、テレビの録画やデータのバックアップなど、どんな用途で使いたいのか考えておくと、より便利に外付けHDDを使えます。

ここからは、ロジテックのおすすめする外付けHDDを4点ご紹介します。

1. LHD-ENA040U3WS

パソコンはもちろん、テレビやゲーム機でも使用できる外付けHDDです。放熱を考慮して空気の通り道を設ける「空冷構造」を採用することで、冷却ファンを使わずにHDD内部の温度を下げる設計を実現。不要な振動を抑えるフローティング構造も採用し、使用中の騒音が気にならない仕様となっています。

2. LHD-ENA040U3WR

24時間連続で稼働し続けるNAS用に開発され、優れた安定性と耐久性を誇る「WD Red(CMR)/WD Red Plus」を採用。テレビ番組の録画で連続稼働させる、仕事で使うことが多いなど、HDDの耐久性を重視する方におすすめです。

3. LHD-ENB040U3QW

SeeQVault™に対応している外付けHDDです。同一メーカーのテレビやレコーダーに買い換えた後も、外付けHDDに保存しておいた録画番組をそのまま視聴できます。※

テレビやレコーダーに連動して自動で電源が入ったり、切れたりする「電源連動機能」や、一定時間アクセスがないとモーターを停止する「省電力機能」を搭載することで、消費電力を低減しています。

※テレビやレコーダーもSeeQVault™に対応している必要があります

4. LHD-PBMB40U3QW

耐衝撃設計を採用した、SeeQVault™対応のポータブルHDDです。テレビやレコーダー、パソコンから供給される電源で駆動するUSBバスパワータイプなので、配線をすっきりできます。

用途に合ったストレージを選ぶことが大事

近年はSSDの存在感が増しつつありますが、HDDもまだまだ便利に使えるストレージです。特に、大容量のデータや大量のデータを保存する用途では、SSDよりも使い勝手が優れている場合もあります。

用途に合わせてストレージを使い分けるのが、快適にデータを保存するコツです。

ご紹介した内容を、ストレージ選びの参考にしてみてください。

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